リアル
あったことを
なるべくそのまま記してみようと思います
昨日の夜ゲームセンターに行きました
クレーンゲームが沢山ならんでいるところを歩いていると
40代後半のおじさんが
クレーンゲームをしていました
気になったので
しばらく見ていると
何度も何度もチャレンジしているのに景品がおちる気配がありません
僕が見出す前から挑戦していたと思うのですが
その同じゲームをすでに20回以上行っています
そのおじさんのポケットに入っていた100円がなくなったようで財布を取り出しました
しかし小銭は見当たらず
両替にいきました
自分の鞄をそのゲーム機の前において
場所をとられないようにして
100円をおそらく
3000円分ぐらい両替してこられたと思います
スーツズボンのポケットからあんなに小銭の音がするのはナカナカのものでした
そこからさらに20回以上100円をいれつづけ
おそらく50回以上やり続けた結果ようやく
その景品を落とすことができました
目があったので
会釈をすると少し恥ずかしそうに笑っていました
たいそう難しいゲームだったのでしょう
店員がやってきて
景品を定位置に置きなおします
心の中で「やめとけ」と聞こえたにもかかわらず
僕も挑戦したい気持ちが抑えられくなり
100円を投入
やはり難しい
ふと後ろをみるとさっきのおじさんがこちらを見ていました
こちらも
早くも100円
5枚目を投入!
ゴトンッ
あっ…
500円で
景品とれてしまいました
あっ!と思って後ろをみたら
さっきのおじさんと目があいました
僕は
やはり性格が悪いのか
思わず吹き出してしまいました
そのおじさんは
目線を1番度横にずらした後に出口に向かって歩きだしました
何を思い
何を考えたとかではなく
そういうことがありました
ただ季節はひたすらに
夏にむかっています