東京大空襲慰霊大法要に参列しました | 叩き上げおっさんトレーナーの独自の視点

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(旧『ツッコミおやじのフィットネス川柳』、『おっさんトレーナーのツッコミ生活』)
41歳のとき時給800円で飛び込んだフィットネス業界で、現在パーソナルトレーナーとして働くおっさんの、現場叩き上げの独自の視点

昨日3月10日、両国の横網町公園にある東京都慰霊堂で行われた春季慰霊大法要にはじめて参列しました。



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この大法要はもともと、大正12(1923)年9月1日に起こった関東大震災の犠牲者5万8千人を慰霊するものでしたが、昭和20(1945)年3月10日(この日以外にも何回も)のアメリカ軍による爆撃で亡くなった8万人近い犠牲者を慰霊することも加えられ、現在行なわれています。



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慰霊堂の横には、「東京空襲犠牲者を追悼し平和を祈念する碑」が建てられていて、この中には「東京空襲犠牲者名簿」が納められています。



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この慰霊大法要には、毎回皇族の方々がご出席されていて、今回も秋篠宮さまと紀子さまがご臨席なさいました。(写真はお帰りの際のご様子)



さて、いままでこのような行事に全く参加したことのなかった私が、突然参加したのには、訳があります。


昨年後半あたりから近代史を考えるようになったからです。


(学校で教わった影響が強いのでしょうが)私はこれまでずっと、東京を含め、日本各地で空襲に遭ったのは、侵略戦争を仕掛けた日本(日本軍)に対するアメリカの報復だと思っていました。


しかし、これは明らかな認識ちがいでした。


かつて日本が戦争を起こしたのは(一部には軍の暴走で、政府が考えている以上に戦線を拡大してしまったことなど、個々には過ちはあるようですが)、大局的には、欧米列強に植民地支配されていたアジア諸国の解放のためだったのです。


日本軍は残虐な虐殺を行なったと言われていますが、我々日本人がそんな残虐であるわけはありません。

むしろ欧米列強の行為の方が虐殺であり、広島・長崎にアメリカが原爆を投下したことは、想像を絶する大虐殺です。



今回の慰霊大法要に参列にあたって思うのは、もちろん、この世から戦争がなくなり、完全平和が訪れるのがいちばんです。


ただ、犠牲者に対する追悼には、「ご冥福をお祈りします」というだけでなく、正しい歴史認識をすることが必要だということです。

そうしなければ、本当の意味で犠牲者の方々は浮かばれないと思います。