基本的に、「シリーズ」ってのは、続けるごとに、売れ行きは悪くなっていく。

1作目→2作目では増える例もままあるし、

作品の発売された環境次第では、逆転することも往々にしてあるけど、

(前作が出た時期がすごく悪かった、とかね)

まあ、おんなじような条件で、おなじように作っていけば、

普通は減っていく。


でも、プロジェクトとしては、「前作以上の売れ行き」を目指さざるを得ないのが普通で、

そうするために、新しいユーザー層を獲得できないか、という工夫が始まる。


で、その試みが、旧来のユーザーを怒らせて、

かえってユーザーが減っちゃったりするわけだ。



なんか、ペットの二匹目を飼いはじめるときの心得、みたいな印象を受けた。

二匹目がきたときに、一匹目を大事にしていることをきちんとアピールしてやらないと、

一匹目がすごく不満を覚えて、ケンカや問題になりやすい、ってやつ。


従来のユーザーが大事じゃない? そんなことがあるわけがない。

でも、社内事情を考えれば、変えざるをえない部分はある。

そういう中で、「お前らだって大切なんだ」とちゃんと伝える工夫がいるんだろうなあ。



あ、特定の作品をさしての発言じゃないので、あしからず。