● アバター


 いまさらながら、映画「アバター」鑑賞。

 こりゃとんでもねーなあ。

 3D映画すげー、って病気になりそう。

 予告でやってた「アリスインワンダーランド 」も続けてみたくなってしまった。



 さて、こういうのをみると、「さて、どうやってつくってるんだろう」と

 考えてしまうのがダメ開発者思考。


「うーん? よく見ると、奥の方は、手前に比べると立体感の差がないように見える」

「これは、人間の目がそもそもそーいうものだからエミュレートしたのか、

手前側を立体視できるようにすれば、十分それっぽく見えるからなのか……?」

「全部立体視にしてもわからんから手前だけにした、ってのが現実的かなあ。

 これは、色相とかで視差をつくって3Dにしてるんだっけ? 

 てことは、ピクセルごとに奥行き情報をとって、色をいじってやればいいのかな」

「奥行きは……ふつーのカメラじゃ無理だなあ。

 撮影・加工したものフィルムから、輪郭線抽出して、

 その中をそれぞれの奥行きになるように"塗り分ける"ってことか?」

「毎フレームやるとしたらとんでもない労力だが……手前側中心で、

撮影規模考えたら不可能じゃないかなあ……」


 なんてことを考えながら見てました。ハイ。

 もちろん正解してる自信はありません。

 どっかにああいう映画の作り方とか書いてないかなあ。ちょっと興味ある。


 こういうのは、ゲームには応用できるのかなあ。

 3Dテレビってどういう仕組みなんだっけ?



 あ、ストーリーについては……まあ、どうでもいいのかな。

 個人的には、あちらの映画は、

 「なんでこの主人公とヒロインがくっつくのか、動機がわからん」

 モノが多いような気がしますよ。

 アバターの場合は、その動機があったであろうシーンを

 全部すっ飛ばしてるだけ、って気もしますけど。

 そのへんを描くのはあちらではあんまりうけないんですかねえ。