● 9時間9人9の扉 オルタナ(上)



 小説版「9時間9人9」がでてたので購入&読了。


 作中の「脱出ゲーム」部分を設定に関するクイズに置き換えた以外の流れは、

 ほぼゲームそのまま。

 クイズも、読者がとく、という類のものではなく、

 登場人物たちの背景を示すためのギミック。

 登場人物たちの行動も、ゲームを最後までやってる人には納得できるように

 ある程度修正がはいっている。

 とまあ、ゲームやった人にはすんなり読める内容ですね。

 やってない人にもお勧めできるかどうか、はちょっとわからないなあ。

 やった人としては、それなりに面白かったので、下巻も購入予定。


 

● レギンレイヴ 


 二週目までの累計で3万弱だとか。

 この出来・CM量で3万弱とは、やはり厳しいねえ。

 

 内容的には見事だったので、話題づくりがうまく乗れなかったのが残念なところかなあ。

 端的な評価をすれば、「つかみ」が弱かった、というところ?

 メーカー的にも内容的にも「優等生」ではあるのだが、アクも弱く、

 出来だけでそれを覆すほどには突き抜けた内容ではなかった、ということか。


 こういう結果をみちゃうと、話題性のために無理のあるコラボをしたり、

 話題のためにクオリティを犠牲にしてでも発売日を前倒しにする

 決断が否定しにくくなるのがつらいところ。


 まあ、その辺よりなにより、時期をはずした、という部分のほうが大きいか?