FFXIII、プレイ時間42時間にてクリア。
最後、ラスボスに苦戦しているところで、
レベルあげがてらグラン・パルス探索に向かい、
そこでかなり時間を費やしてしまった感じかな。
感想をまとめてたら、思いの他
長文になってしまってまとまらなかったので、また後日。
今日は、軽く感想でも簡単なメモでまとめておきます。
●「一本道」
11章の面白さをみるに、やっぱり、そこまでが長すぎた。
そこまで、あまりにもプレイヤーの判断力の介入する余地がない。
いろいろ欠点もめだつゲームだけど、
究極的にはここに集約しちゃうかもしれない。
長さを抑える方法はいろいろあったとおもうけど、
この物量・作り方だと難しいかもなー。
実際にゲームがある程度できあがって、
「あ、長いかも」って思ったときには、
イベントシーンもステージも、もうほとんど出来上がってた……
なんてのは、現場にいると、
いかにもありそうだと想像できる状況だ。
そして、そうなってしまったら、
イベントもステージも、作り直すのはむずかしい。
最初の段階でそれに気づくのは、実際にはなかなかうまくいかないだろう。
まあ、この部分が最大の問題点だったのは間違いない。
●「戦闘」
ドラクエ4の戦闘をリアルタイム&超スピードにして、
作戦変更をいつ、どれにするか、がゲームの中心になった感じ?
とりあえず、スピード感とテンポは速くていい。
実際、わかってしまえば&こちらがある程度主導権を握れる戦闘は、
かなり面白いとおもう。
しかし、問題は、戦闘でひっかかったとき。
難易度高いのはともかく、
「失敗したとき、何をどう改めればいいのか」が
サッパリ見えないのが難点。
悪かったのは、敵の倒し順か、オプティマの変更タイミングか、
あるいはメンバーが悪いのか、そもそもレベルが足りないのか?
成長システムもあいまって、その辺が非常に読みづらい。
ダメージの数字がカメラから飛び出してしまったり、
そもそも数字自体がいくつも重なって読みにくかったりと、
戦況が読みにくいのもその原因のひとつ。
そのあたりの「理不尽さ」を取り除ければ、あるいは……。
素材や狙いは非常に面白いところをついていると思います。
特に、MPの削除とか、そのあたりは、かなり注目に値するかと。
(これにつていは、またのちほど)
かなり面白い試みだったけど、調整不足、という印象かなあ。
●「演出」
グラフィック、ロード時間はいうことなし。
いやすごい。
このグラでこのロード時間で、この物量。
マネするにはかなりハードルが高い。
イベントシーンがプリレンダと
実機レンダリングが入り混じってるのは
容量と作業量の問題かな?
●「ストーリー」
この辺は趣味の問題が強いかなあ……。
個人的には、ライトニングさんの影が結構薄いんじゃないか、と気になった。
もちろん12に比べれば雲泥の差なんだけど(笑)、
それでも、「物語の主要メンバーの一人」であって、
「主人公」という立ち位置には最後までこなかったように思えた。
強い目的意識で一行を引っ張るのはスノウだし、
とりわけ運命的な状況下におかれるのはヴァニラだし、
苦難を乗り越えて(精神的に)成長するのはホープだし。
このあたりをまとめる役としてライトニングさんなのかもしれんけどね。
中二病くささは、おもったほどには気にならなかった。
NPCキャラたちの行動動機がいまひとつ読めなかったのがイヤな感じかなあ。
ひとまずここまで。細かい突っ込みやネタバレ感想はまた後日かくかもしれない。