シュタインズ・ゲート、全ENDクリア。
ついでに、実績も1000まで到達。
実は、実績全部解放したのははじめてだったりする。
まあ、それだけ面白かったということで(笑)


ゲームシステムとしては、単純なアドベンチャーゲーム。


いわゆる「選択肢」にあたるものがほとんどなく、
物語の進行と並行して行われるメールのやりとりと、
要所要所で「メールを送るか」「電話をかけるか」などが
トリガーとなって分岐が起きる。
ちなみに、分岐が起こる場所は、大半かなりわかりやすくなっているし、
2周目からはわざわざアイコンまで変えてくれる親切設計だ。

物語の分岐については、昔なつかしDCの「北へ」の
コミュニケーション・ブレイクシステムと近いのかもしれない。


もっとも、実際に分岐する箇所はそんなに多くはない。


だから、基本的に楽しむのは、
選択肢とかフラグたてよりも、ストーリーそのもの。


作品の雰囲気があってそうだ、とおもうなら、
ぜひともやってみるべき作品だろう。
2chとか、タイムトラベルモノとかが好きなひとなら、
きっと損はしない内容だとおもう。



2chネタはもう盛り込みすぎなぐらい入っていて、
これ、いっそ「やる夫」で書いたら
しっくりくるんじゃなかろうか、という雰囲気すらある(笑)。


とはいえ、別にそれで内容が不真面目だったり、
適当だったりするわけではないので、
そのあたりはご安心を。
味付けとして、2chネタがかなり強めに振り替けてあるだけだ。




個人的に惜しかった、とおもうのは序盤とラスト。
序盤は、前にも書いたけど、2chネタ(厨二病ネタ?)がひどすぎて、
行く先々でいちいち同じようなやりとりを繰り返すのは
ちょっとだけ読んでて苦痛だった。
キャラ立てにしてもちょっとキツイ。


意図はわかるんだけどなー。


ラストは、なんか、展開が読めてしまって……。
なんか、もう、細かい部分はともかく、
大枠は「あ、もうこれしかないじゃん」って感じすぎて。


とはいえ、この辺も些細な傷にすぎないな。


しかし、ノベルゲーはタイムトラベル(?)モノで
傑作が生まれやすいジャンルだなあ、とつくづく感じ入る。
なんでなんだろうね?
私の趣味なだけ?(笑)