E3では、結局、MSもソニーも体感系の
コントローラを出してきたわけだけど、どうなんだろうなー。
任天堂がリモコンを出してきたときは、目新しさもあったし、
何より売り方が上手かった。
でも、実際にリモコンに触れて、ユーザー側は、
「続けてこういうゲームをやりたい」と思っただろうか?
実態はわからないけど、「こういうゲームはもういいや」と思ってるんじゃないかなあ。
ポインティング主体のゲームがぜんぜん発展しないのもその証明だし、
クラコンPROの登場もその辺の方向を示しているとおもう。
もちろん、Wiiリモコンの性能不足、ってのも一因にあったのは事実で、
それはMSやソニーの(あるいは、WiiMotionPlus)なら解消されるんだろうけど、
それが主の原因ではないとおもうんだよなあ。
結局、Wiiリモコンは、日本市場においては、
「なんか新しそうだ」という感覚と、それによる知名度・親しみやすさのアップと、
それはゲームとしてはそんなに面白くない、という結果を残したとおもうんだけど、
いまからこういう追いかけ方をすると、
この負の側面をモロにかぶり、先行のうまみは食い尽くされている、
って状態なんじゃないのかなあ、とちょっと危惧してみたり。
まあ、WiiMotionPlusも含めて、
どこも本腰をいれてそっちにシフトする、という方向性には
ならないだろう、とおもうんだけど。
まあ、欧州のほうはこういうのが好きなユーザーが多いので、
あっちで商売になればいいのかな。