どうぶつの森。


すれ違い通信で、家具「スター」を入手。

いわゆる、マリオ関連家具ってことで、こちら で配っている代物だ。

とはいっても、ワタシはその通信ポイントに行ったわけじゃなくて、

今日偶然すれ違った人が、その家具を送ってくれたのだ。

そばによるとスーパーマリオの「無敵」状態の曲が聞こえる逸品。


イベントでもらいに行っていない人には手に入らないものだけに、

「おっ」と思わされた。こういうのはうれしい。


思うに、イベントで配布した家具は、こういう形で二次配布できれば、

アイテムを入手できる範囲は爆発的に広がるし、

非常に望ましいんじゃないかな、と思う。

現状だと、すぐに再入手できるような人でないと

すれ違いにこのアイテムをつけるのは難しいし、

その辺をサポートするシステムもあればよかったのになあ、と思う。


たとえば、家具+「自分では開封できないプレゼント(中身同じ)」

もらえる、とかね。



富士見ファンタジア文庫「紅牙のルビーウルフ」を読む。

淡路 帆希
紅牙のルビーウルフ

買ったきかっけは、TRPG関連の記事目当て買った「ドラゴンマガジン」。

載っていた短編は、「単なるキャラ萌えラノベか」というものだったが、

どこかひっかかるところがあって、結局本編の方を購入。

「直感的にそう感じた」としか表現しようがないのだが、

何か面白そうな匂いを感じたのだ。


結果的には、正解だった。


実はこれがデビュー作のようだったが、かなりよく仕上がっている。

ストーリーや世界設定、キャラの造形は、

むしろ今までのラノベにもあったスタンダードなものを使っているのだが、

随所で顔を覗かせるダークな表現が世界をうまく演出している

ラノベだと普通は避けるような書き方や表現をしているのだが(*1)、

これが実によく効いていて、展開に興味をもたせるのに成功しているし、

また、キャラの絡ませ方やつくりも好感がもてる。


基本的な素材をうまく調理し、独特の魅力を一味利かせた、と

いった感じだろうか。

昨今のゲームだと、素材をミキサーでコナゴナに砕いて料理したような

シロモノが多かったりするので、こういうのを見ると安心するね。

で、その上に、きちんと独自の魅力を持たせている。


オススメ!と声を大にして言うほどではないかもしれないが、

十分に楽しめた作品だった。


……と、同時に、こういうのに鼻が利いたことにちょっとだけ安堵。

直感的なモノにしたがって買っただけに、

外れたら結構ショックだったかもしれん。


(*1)著者、女性らしいので、男性作家だとむしろ書きにくい表現を使えている、

  というところもあるかもしれない。


今日すれちがったひと in どうぶつの森

ニトロさん