いきなりの衝撃的な絵面ですみません...。
コイツを覚えている人は...いるだろうか。
我が家の愛すべき次男坊ちびっこギャング扮する大仏である。
忘れた方、お初の方は『バチあたりな...大仏』の記事を お手数ですが、ご一読くだされm(_ _)m
こんな大仏の事など、ちびぱん家一同が すーーーっかり忘れた 6月のある日。
本家で 義祖父の法事が行われた。
仏壇のある部屋に 喪服姿の親族一同が集まる。
我が家と旦那妹弟の子どもたち
下は幼稚園児から上は中学生まで 総勢6名。
その中でも やはり、ちびっこギャングは異色だ。
子どもたちだけで かたまって座ろうとしていたが、そこに ちびっこギャングを座らせる勇気は...
無い
強制的に、ちびっこギャングは ちびぱん母さんの隣
ご就職のお経が始まる。
事前に配られた経本に目をやりながらお経を聞いていると...
コツン...
コツン...
コツン...
ちびっこギャングの身体が、リズミカルに私にぶつかる。
落ち着きがない様子に、痺れを切らせ
ちびっこギャングを睨みつけた
キッ( `ᾥ´ )
えっ
Σ(+Oдo;艸;)
ちびっこギャング...
あろう事か...
お経に合わせて
韻を踏んでいる...
「、、、(б`・∀・)бHey
、、、(σ 。∀。)σ YO」
小声で言っている...
自分の目を疑う...
ラ...
ラップ...
バチンッ
ちびぱん母さんの鉄拳...
飛ぶよね
ちびっこギャング
「イテテ...
だってさぁ、お経がラップに聴こえるんだも~ん」
ちびぱん母さん。
ちびっこギャングを凝視
ゆっくり大きく首を横に降る。
わかるよね
そこからちびっこギャングは、パタリと静かになった。
と思ったのも束の間...
隣の和室から
カサカサ...
カサカサ...
カサカサ...
音が聞こえてきた。
そっと 襖を開けてみる。
そこには、背中を丸め お茶うけのチョコレートを頬張る ちびっこギャング ...。
振り向く...
目が合う...
ちびっこギャング
ニヤリ
「お腹減っちゃった」
をジェスチャーで伝えてくる
ちびぱん母さん
ため息と共に、静かに襖を閉める。
もういい。。。
そっちで静かにしててくれ...
気持ちを切り替え、法事に集中
いつの間にかお経は終わり、ご就職が義祖父との思い出をお話されていた。
ふと、仏壇の方に目をやると...
仏壇の横の柱に、お面らしきものが飾られていることに気づく。
ん
能のお面
仏さま
∑(๑°口°ll๑)
大仏だ...
かつて ちびっこギャングが 付けていた バチあたりな大仏のお面が…
なぜか...
なぜか...
なぜか…
お仏壇の横に…
やばい...
笑いがこみ上げる...
なんで
なんで、あんな所に
きっと、義祖母だ...
義祖母が 縁起物と思って 飾ったに違いない...
“ 笑ってはいけない ”
そう思えば思うほど、笑いが込み上げてくる。
よく見ると、義妹の肩も 義妹の旦那の肩も
小刻みに震えている...。
横を見ると、真面目な長男くんも必死で笑いを堪えている...。
あの「バチあたりな大仏」を知る者全員が、ご就職の有難いお話の間、必死で笑いを堪え...
持ち主は、
襖の向こうで
お菓子にむさぼりついている という 有り得ない状況...
ご就職、
ごめんなさい。。。
お空のじぃじ、
ごめんなさい。。。
かつて あなたが 目の中に入れても痛くないくらい愛してやまなかった ひ孫
ちびっこギャングの...
これが
包み隠さぬ
今
現在の姿です
じぃじ、
でもね
安心して
のびのび成長中
ダYO(  ̄▽ ̄)v