コーディネーターの先生から、
「Aちゃんは、本当に(娘1号)ちゃんの事が好きなんですよ。
(娘1号)ちゃんの存在が、どれだけ大きいか・・
Aちゃんのお母さんからも、(娘1号)ちゃんには感謝してるって、
これは絶対に、お母さんにも伝えておかないといけないと思って」
と、声を掛けられたのは、娘2号の入学式の体育館ででした。
そんな風に、娘1号の事を思ってくれている人が居るなんて・・
聞いた時は、有り難くて、ウルッと来てしまいました。
Aちゃんは、1年生の時に体調を崩したのがきっかけで、学校を休みがちになり、その後、支援室登校をしています。
Aちゃんと一緒にお弁当を食べていた、BちゃんCちゃんに誘われて、娘1号も支援室でお弁当を食べる様になり、昼休みはそこで過ごす様になったそうです。
BちゃんCちゃんは、クラブの昼練があり、残った2人で過ごす事が多かったのでしょう。
「楽しそうに2人で話していますよ」と2年の担任から聞いていました。
でも、私はあまり信じていなかったのですよね。
信じていなかったって 変な言い方ですが、娘1号はずうっと友達付き合いをして来なかったので、本当の意味で仲良くしているとは思っていなかった。
他に話相手がいなくて、優しいAちゃんは、娘1号に付き合ってくれていると・・
去年、娘1号の誕生日にAちゃんからプレゼントをもらった時も、まだ、そう思っていました。
「Aちゃんの誕生日にプレゼント考えないとね。Aちゃんの誕生日いつ?」と、聞いても「分かんない。考えてなかった。」と、ピント外れな答え。
多分、一般的な女の子の友達という概念とは違うのでしょう。
こんな娘1号に、友達付き合いは無理だと思うのです。
いくらAちゃんが仲良くしてくれても、娘1号が友達付き合いの方法を知らなければ、知ってもそんな事は出来ないので、Aちゃんはそのうち離れて行くだろうな。
Aちゃんは、2年生1学期の校外学習はお休み、体育祭は見学でしたが、後半から少しづつ教室に入れるようになり、3学期の校外学習は一緒に行けたのです。
きっと、お母さんは嬉しかったでしょう。だから、感謝している。
もし、娘1号がAちゃんの心の支えになっているのだとしたら・・こんなに嬉しい事はありません。
Aちゃんとの温かい穏やかな交流があるから、最近の娘1号は安定しているのかもしれないと、思う様になりました。
一般的な女の子の友達関係とは違っても、これはこれで良いのだと、1ヶ月半も経って、やっと私は、先生の言葉を受入れられるようになりました。
来月の修学旅行も、一緒に行けたらいいなと思っています。