「生き物への思い」 のつづきです。
娘1号 小5の誕生日プレゼントは、ハムスターでした。
実は私、動物は結構好きですが、ネズミは嫌い。
子どもの頃、ハツカネズミを飼ったことがあるのですが、汚い臭い懐かない あまり良くない記憶しかありません。
「お母ちゃん、ネズミは嫌い」
「ネズミじゃないよ! ハムスター」
お誕生日プレゼントに欲しいもの何?と、何度聞いても「ハムスター」としか応えなかったので、根負けです。
それに、1年前に飼い始めたカメのお世話を、一人でしっかりとやってましたしね。
毎日エサをやり、1週間おきに水を替え、水槽を洗う。
1年間 きっちりできたのだから、ハムスターの世話も大丈夫だろうと、OKを出しました。
ペットショップで、きれいなきな粉色のキンクマハムスターを買いました。
何匹かいる兄弟の中で、娘1号が選んだのは、人が手を出しても一人ボーっと動けずにいる子。
他の兄弟達は、元気に逃げ回ってるのにですよ。
なんだか娘1号に似ていて、良いコンビになるなぁと思いました。
飼い始めると、おとなしくて本当にかわいい子でした。
近所に2匹のハムスターを飼っている家があったのですが、その内の1匹が凶暴で、慣れない人が手を出すと飛びかかり、ゲージ越しでも血をみるはめになる・・・
娘1号は、その子も抱っこしてましたが・・・不思議です。
うちに来たキンクマハムスターは、誰にでも抱っこされてOK。
ハムスターにも性格があるんですね。
子ども達が作った 積み木のお城や、娘2号のシルバニアのお家で一緒に遊んでくれました。
ただ、逃亡癖がありました。
遊んでいる時は、すごくおとなしい子なのに、ゲージの隙間をこじ開けてお出かけするのです。
どこから出たのかわからない時もありました。
すごく賢かったのだと思います。
出て行っても、食べ物はなく、お腹をすかしてゲージに戻って来たところを、夜更かしの夫に見つかって帰還 ということが何度かありました。
ハムスターは夜行性です。
こんなことがありました。
娘1号が小学校の修学旅行に出掛けた朝に、ゲージからいなくなっていたのです。
いつもだと、晩には戻って来ていたのが、その日はどんなに探しても出て来ず、次の日の晩、娘が修学旅行から帰ってから見つかりました。
まるまる2日間のお出かけでした。
一緒に修学旅行に行ってたのかもしれません。(なーんちゃって)
娘1号は、学校で親しい友達を作りません。
カメとハムスターに話しかけて、まったりとしている娘を見て、ペットは絶対に欠かせないものだと思いました。
ハムスターの寿命は2年です。短いですよね。
「リスを飼う」に つづく