>会社概要
高級マンション・輸入住宅デザインリフォームとインテリアコーディネートを、ご依頼頂いています。
≪高級キッチン・高級インテリアを手がけた物件数:全国3,000件以上≫
30年のキャリアです。
オーダーキッチンと輸入住宅建材に詳しい
新企画をスタートしました。
キッチンを素敵にインテリア化するべく、
キッチンを美しく見せるコツ、
使いやすくなるキッチンプランのつくりかたなど、
少し専門的でテクニカルなことまで、
わたしの経験談も交えながら、
"キッチンを素敵なインテリアにする方法"
連載していきます。
キッチンを素敵なインテリアにする方法-2
≪キッチン計画の始まりは工事見積書から≫
多くの場合、キッチンは、新築やリフォームの工事を担当する施工会社の見積書から始まります。
キッチンの注文方法としては、キッチンメーカーのショールームへ直接出向いて契約するより、
家の新築やリフォームの工事のために、ハウスメーカーやリフォーム施工会社と契約し、その中にキッチンが含まれるという形式がよくあります。
ハウスメーカーとの工事契約前の見積書には、キッチンの金額は、「キッチン一式」という項目で金額が記載されることが多いようです。この場合の「キッチン一式」とは、最終確定したものではなく、価格が安めのシリーズで、オプションも含まず、小さめサイズのキッチンを想定した、最低限のキッチンで想定している予想価格の場合が多いため、後で追加料金がかかったり、最終金額との差額がでやすいのです。
あるいは、家の見積書から「キッチン別途」にしてキッチンの金額を除外したり、「施主支給品」にして、見積書から別枠にすることもあります。全ては家の工事受注を急ぐためです。
住宅ハウスメーカーや工務店の営業スタイルを理解しましょう。
実際わたしが、キッチンの打ち合わせ時にお会いした人は、
「酷いのよ。契約するときは、サービスしますからと、いいことばかり言っていたけど、今は何かを決める度に、それは見積に入っていません、というのが多くて、嫌になっちゃう」
などと住宅営業マンに対して、不満を漏らされる方もいらっしゃいます。
しかしこれは、珍しい話ではありません。
打ち合わせを進めていく中で、施主の希望によって金額が増える分には、納得してもらいやすいから。
契約前は、金額の高い会社という印象を持たれてしまうと受注できなくなることを恐れるから。なのでしょう。安ければ安い方が受注しやすい、という考えなのかもしれません。
ちょっと、ずる賢いようなやり方ですが、まずは家を売るために仕方ない、という感じなのでしょう。
もはや、この業界では珍しくはないことなので、それを正そうとするより、家の工事契約時の見積書は、現実的なキッチンの金額ではないと考えておいた方がいいかもしれません。
「でもわたしは、最初にキッチンの夢や希望を営業マンに伝えているわ」
という人も、家の見積書の金額には、ほとんど反映していない。と予測しておく方がいいでしょう。
話を聞くことと、見積書の金額はイコールではない、と思っている位で、ちょうどいいと思います。
施主となる皆さまは、工事見積書の内訳をよく理解しておきましょう。
見積書明細に記載されている「キッチン一式」の概算価格以上に、キッチンの予算確保をすることはマストなのだと覚えておいた方がいいでしょう。
住宅営業のサガなので仕方がありませんが、
住宅営業マンは、家の工事契約受注の目標達成が第一優先なのです。
お得な金額の見積書をもらって、安心しきってしまわないように、最後まで気を付けておきましょう。
この傾向は、新築もリフォームも同じです。
又、ハウスメーカーによって違うかというと、あまり違いはありません。むしろ、いかに安く見える見積書をつくれるかに、しのぎを削っている会社もあるようです。
皆さまのキッチンが、素敵なキッチンになりますように
お問合せなど下記フォームよりお願い致します↓
素敵な海外モダンインテリアに変わる
幸せが降り注ぐ美しいインテリア
幸せになる美しい家の暮らし
*ブログ内の記事・写真の無断転載は、堅くお断り致します。
Copyright ©ティアラジャパン All Rights Reserved