ここのところ、暑い毎日が続いています。
ちょっと外を歩くだけでも汗をかきますし、室内でも、節電の影響で空調が控え目の場合があります。
そうなると気をつけたいのが、エチケットです。
特に、シャツの汗染みやにおいは、自分では気がつきにくいものの、他人からはとっても気になるものです。
かなり昔まだ会社員だった頃、ある初対面の男性と商談する機会がありました。
その男性は、さわやかな雰囲気で感じもよく、頭のキレもよい方で、商談もとてもスムーズに進みました。
ところが、残念なことに、あきらかに汗臭かったのです。
そこまで強烈だったわけではないので、本人は気が付いていないと思われました。
それでも、商談中ずっとそれが気になってしまいました。
苦痛から、早く商談を終えたいという気持ちになってしまいました。
そして、その時の印象が強烈すぎて、その後のやりとりも直接会うことは避けて全てメールか電話でやり取りするようにしました。
人間が五感で受けるイメージは、強く記憶にとどまります。
それが、不快なものであれば、なおさらです。
やはり、においや汗染みなど、嗅覚や視覚でキャッチできてしまうものについては、しっかり気遣って周りの人を不快にさせないように努めることが大事です。
それこそ、ビジネスパーソンとしてのマナーではないでしょうか。
ちなみに、マナーとエチケットの違いを知っていますか?
マナー
中世イングランドにおける封建領主の土地経営の単位。
(中略)
その広さや内容は地域と時代において大きな偏差がある。
⇒社会的な礼儀作法
エチケット
礼儀作法のこと。
(中略)
転じて一般社会の各種作法をさす。
⇒個人的な礼儀差表
コトバンク(http://kotobank.jp/) より