松代城(海津城)
2016年11月下旬、ふと思い立ち信越方面の城廻り
夜中の3時に京都を出発し高速道路をひた走り、朝8時過ぎに松代城に到着。
この松代城、大阪の陣の後に真田信之(真田幸村の兄)が上田から移封され明治維新まで松代藩の藩庁として続くのだが、もともとは戦国期に築かれた城で、海津城と称されていた。
このあたりは千曲川と犀川が合流する肥沃な三角地帯で、北信濃の穀倉地帯であった。
その北信濃に侵攻すべく武田信玄が築いた城であり、上杉謙信と幾度となく武力衝突を繰り返す、目の前に広がる平坦なエリアが川中島である。
まあ、何よりも秋の信州は良いのだ。
第四次川中島合戦で、上杉軍が陣を敷いた妻女山。
20年くらい前に来たときは、営業していた長野電鉄屋代線 松代駅。
今は廃線となりレンタル自転車と観光案内所になっている。
旧真田邸跡 いいねえ。
いいねえ
11月も終わりに近づくと、信州の朝は寒い。
その混じり気なしの冷たい空気がたまらなく良いのだ。
ああ、こういう風景たまらんねえ。
住みたいかと問われると。。。ちと困るが。
ひゃあたまらん(≧∇≦)
大河ドラマの真田丸がクライマックスに向かっているなか、僅かでも真田にゆかりのある土地では、大河ドラマを前面に押し出した、観光PRをするのだが、ここ松代は超控え目。
なんてったて、小松姫だからな。
確か20年ほど前に来たときも小松姫推しだったな。
そういう遠慮がちな長野県が好きだ(笑
そうそう、20年前に人事異動で長野県(上田市)に赴任したときに
空って青いなあ・・・なんて思ったんだよねえ。
基本的に今残る城郭遺構は江戸期以後の近世城郭だけど
僅かながらに武田流城郭術の名残が見えるね。
ああ、また秋が深くなると信州方面に行きたくなるんだろうなあ。