こんにちは
片付けコンサルタント&ライフオーガナイザーの宮崎です。
最近は、男性もキッチンに入る方が多いようですね。
若者世代は抵抗なく家事も積極的に取り組んで
要るようで、羨ましい限りです。
私たち世代の男性は、「男子厨房に入らず」と育てられ
お茶一つ入れないという方も多いのではないでしょうか。
なにを隠そう、わが夫もそうでしたが、最近では
躾られ、ちょっとは入るようになりました。
定年退職を旦那様がされて料理を始められる
というご家庭もいらっしゃるでしょう。
夫婦ともに使いやすく動きやすいキッチンで
セカンドライフを、自立した、活き活きとした暮らしを送り、
それぞれ趣味、スポーツと楽しいよりよい人生にしましょう。
以前お伺いしたお客様で、旦那様がお料理をされる
という方がいらっしゃいました。
徐々に料理の頻度が増え、そのたびにご自分が使いやすいように
キッチンツール、鍋、お皿と置き方、収納の仕方を
変えていかれたそうです。
奥様はそうなるたびに、ご自分がお料理をするのが
億劫になり、徐々に徐々にキッチンに入る回数が
減って行かれたそうです。
どうにかしたい、という思いでご依頼されました。
そうなんです。旦那様にとっては使いやすく理にかなっていても
奥様にとっては、そうではなく、イライラ、ストレス
だったんですね。
それぞれに合う収納法がありますので、お一人だけには
良くても、一人には合わなくて、ストレスになる、ということ
どのお宅でも起きやすいですね。
お二人ともに、ストレスなく使いやすい収納ができることが
一番ですが、なかなか思うようにはいかないものです。
キッチンのツールを例にとってもこれだけの
収納方法があります。
スタンド式の収納で、見えるところに置くor見えないところに
入れて収納、の2パターン考えられますね。
シンク前の吊戸棚にひっかけてフックにかける収納。
コチラだと、見えるところにないと、わからない、
使いにくいという方に向いています。
お伺いした旦那様はこのタイプで、何でも下げて
見えるところがいいとのことでした。
次のは、見えるところに下げるにしても、換気扇のところに
下げて、あまり目立たない方がいい人向けですね。
コチラは、見えない収納で、引出に寝せて収納。
隠す派の方に向いていますね。
上記の画像は楽天さんからお借りしています。
下の画像は、スライド式のキッチンで、しまい込む人向けの
収納で、立てて取り出しやすい方がいい方に向いていますね。
ちなみに私は、スライド式のキッチンで、しまい込むのが
好きなんですが、立てずに寝かせて入れています。
コチラは、隠すは隠すでも、コンロ下の扉にフックをかけて
取り出しやすい収納。
お伺いした奥様は、このタイプが使いやすいという
事でした。
キッチンツール一つ取り上げても、こんなにパターンが
ありますね。
お伺いした、旦那様、奥様の好み、使いやすさ、
ストレスなく探し、戻すということを考慮して、
お二人ともにいい収納方法ですり合わせて
整理させていただきました。
全てを自分だけがいいように、というのは、無理があり、
家族のコミュニケーションにも悪影響ですね。
それぞれが、思うように、心地よく使いやすい空間にし、
活き活きと日々の暮らしを送れるようにすることが、
セカンドライフをより幸せに送るポイントではないかと
感じています。
女性のよりよい暮らし、幸せを願って、片づけを通して
サポートしていきたいと願うばかりです。