タイ版「飲んだら乗るな」の実態は? | タイの日本人

タイ版「飲んだら乗るな」の実態は?



タイでは「マウマイカップ」と書かれた標語やステッカーをそれこそ至る所で見かけます。

意味は「飲んだら乗るな」そのままです。

これは飲酒に関わる交通事故が後を絶たない事で、タイ警察がキャンペーンを大規模に行ったためです。


では、実際はどうか?



飲んでますよね~(笑)



日本と違って公共交通機関の発達してないタイ、特に田舎では、飲みに行くのも車です。


それで酔って無いワケがない(笑)


そんなワケで、実際には野放しです。



もう二つ、問題があります。


1)「ビールはお酒じゃない」という国民意識


もう、これはビックリっすよね(笑)

でも、ホントにそう思ってる人が多いです。


街角にいるバイクタクシーの運ちゃん。


ヒマな時はビール飲みながらチェスしてます Σ( ̄ロ ̄lll)


酔っ払ってる運ちゃんのバイクに乗るの、マジ怖ぇんすけど( ̄ω ̄;A



2)酒気帯び?酒酔い?


前に田舎を運転してて、酒酔い運転取り締まりの検問に引っかかった事があります。

車を止めて、アルコール検査をしろってんで列に並ばされました。


前の運ちゃん。



警官「酒は飲んだか?」



運ちゃん「いいえ、ビールを2缶だけです」




ええええっ? Σ( ̄ロ ̄lll)


ソレ言っちゃうの?




警「じゃあ、これに息を吹き込んで」と検知管。


運ちゃん、プーっと息を吹き込むと、赤いラインが上昇…


そりゃあ、ビール2缶飲んだらアルコールも検知されるよ…


警官が、その検知管を確認して言った一言。





「OK、行って良し」





ええええええええええええっ Σ( ̄ロ ̄lll)


行っていいの?


タイでは、日本で言う酒気帯び運転が無いんです(7年ほど前の話ですけど)。

ある程度までのアルコールはノープロですよ、ノープロ (ノ_-;)



タイの「飲んだら乗るな」は、
「(ビール以外の酒は)飲んだら乗るな」でした(笑)



もちろん、オレは飲んだら乗りませんよ。

ビールでも(笑)