ビーバップハイヒール(2009年10月8日) | テレビ番組 時事ネタなど書いていきます。はい。

ビーバップハイヒール(2009年10月8日)

10月8日のビーバップハイヒールは山口智司さんのお話。
名言の真実と裏を見てみようという内容でした。
なかなか目から鱗が落ちる面白さでしたね。



天才とは1%のひらめきと、99%の努力である


昔から違和感があったんですよね。

どうも、彼を知るごとに、
トーマス・エジソンはこんな事を言うタマではないと
感じるわけです。

ずっと言われていたのは、

わずかなひらめきとたゆまぬ努力こそ、
天才たらしめぬ所以である

努力はしていた人でしょうけれど、
本当のところは

ひらめきなくしては努力は価値を持たない

そんなところだったみたいですね。
こういう意味であるなら、
私が持つ彼のイメージにぴったりです。



ペンは剣よりも強し


これはルイ13世時代の宰相、リシュリューの言葉。

権力や暴力に屈しないジャーナリズムの力、
またそれを称えての言葉として目にしますが…

リシュリューは政治的に対立している人に対して
次々と死刑執行命令書にサインをしていきます。

ペンは剣よりも強し。
このペンとはこの時のリシュリューのペンの事。
恐ろしい話ですねえ。
この言葉が権力の中枢から出ていたとは驚きでした。



Boys be ambitious.


少年よ大志を抱けと訳されたこの言葉。
どうやら、たいした意味ではない?
札幌農学校-現北海道大学-の
初代教頭ウィリアム・スミス・クラークの言葉ですけれど、
彼の故郷のニューイングランドでは別れの挨拶として使われていたとか?
だとすれば
「あとは頑張って」「それではごきげんよう」
「バイバイ」「じゃ!」「ほなな」
こんなところ?
ちょっと異説もありますので、
少し調べてみたいですね。



逆にその状況を知れば
その言葉の価値が上がってくるようなお話も。


待て、話せばわかる


第29代内閣総理大臣犬養毅の名言です。
時は1932年5月15日、五一五事件、
将校たちに銃を向けられた犬養は毅然と
この言葉を発したそうです。
そして、話の前に靴を脱げと彼らに諭します。
彼のその落ち着きたじろがぬ様子に
言葉通り、靴を脱いで座る将校たち。

…が、そこへ別の将校が現れ
問答無用に発砲。
銃弾は犬養の頭部に命中します。

将校たちが去り、駆けつけた者に


「煙草をくれ。
そして、私を撃った男をここへ連れてきなさい」


と。

彼は最期まで「話せばわかる」との信念があったようです。
これは彼が自身の弁舌に自信があったからなのでしょう。


こういう言葉の深みが増す知識を得るのは
嬉しい事ですね。


私の場合、名言ということではあまり思い浮かばないんですが、
四字熟語で思い当たる事がありましたので、
次のエントリーにでもお書きします。


なお、検索して驚きましたが、

山口智司さんはこのアメブロにいらっしゃるようですね。

そのブログはこちら「山口智司の『快筆乱麻』 」からどうぞ。




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