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2016年08月29日(月)

世界中に広がるジカウイルス ジカ熱の情報には要注意

テーマ:時事
リオデジャネイロ・オリンピックも終了し、
次はパラリンピックとなります。

このリオでのオリンピック、
パラリンピックで懸念されていた問題の一つがジカ熱でした。
ジカ熱の潜伏期間は3~12日とのことで、
オリンピックのような世界中から人が集まるようなイベントは、
世界的な感染症の伝播の機会となるだけに、
まだ注視が必要です。

昨日、イギリス政府がジカウイルス感染を98例確認したと発表したと
地元メディアが報じています。
これはいずれも中南米からの帰国者とのこと。

いっぽう、「リオではジカ熱が心配」という認識がある人は多いものの、
ほかの地域でジカ熱の感染者が出ていることについての認識は薄くなっています。
27日、シンガポール当局は
47歳のマレーシア人女性がジカウイルスに感染したと発表しました。
シンガポールでは5月に感染者が出ていますが、
国内感染は初めてとのこと。
そして、昨日、シンガポールのメディアは
国内で新たに40人がジカ熱に感染したことが確認されたと報じ、
その感染者は感染拡大地域への渡航歴はないとしています。

26日、アメリカでは疾病対策センター(CDC)が
旅行先でジカウイルスに感染した男性が性交渉で
女性を感染させたという事例を報告していました。
この男性はドミニカ共和国に旅行し、
ここで感染したと考えられるものの自覚症状がなく、
女性を感染させてしまうことになったようです。

先月にもお書きしていますが、

今年の夏はジカ熱に注意が必要かもしれない ~性感染症としての一面も~ ※追記あり
http://ameblo.jp/thinkmacgyver/entry-12181171231.html

ジカウイルスを甘く見ないほうがいいと思います。
ジカウイルスに感染しても、
ほとんどは症状が軽いか、無症状であるようです。
当人に感染したという自覚がないため、
その人は他の人を感染させてしまいやすくなります。
エボラウイルスのように、
宿主を殺してしまうようなウイルスには限界があります。
ウイルスの立場からみれば、
体内に入り込んだことに気づかれないほうが、
宿主の体内に多くコピーを作れますし、
別の宿主の体内にもコピーを作ることができます。

同じく蚊が媒介するデング熱などと感染経路が似ているものの、
感染者自身が気づきづらいために、
感染者が増えてしまう可能性があります。
ジカウイルスの場合、
従来はジカウイルス、ネッタイシマカ、ヒトスジシマカなどか感染し、
その感染者の血液をこれらの蚊が吸い、
その蚊が別の人を吸血することで、
新しい感染者が発生すると考えられてきましたが、
性感染症としての一面を持っていることが証明されました。
人から人へという感染経路もあることを忘れるべきではないでしょう。

CDCは23日にもジカ熱に関する発表を行い、
フロリダ州のマイアミ市とマイアミビーチ市を流行地に指定しました。
厚生労働省で確認しますと、
CDCとECDC(欧州疾病予防管理センター)の発表を基にしたページでは

ジカウイルス感染症の流行地域(2016年8月24日更新)
○中南米・カリブ海地域
アンギラ、アンティグア・バーブーダ、アルゼンチン、アルバ、バハマ、バルバドス、ベリーズ、ボリビア、ボネール、ブラジル、ケイマン諸島、コロンビア、プエルトリコ、コスタリカ、キューバ、キュラソー島、ドミニカ国、ドミニカ共和国、エクアドル、エルサルバドル、仏領ギアナ、グレナダ、グアドループ、グアテマラ、ガイアナ、ハイチ、ホンジュラス、ジャマイカ、マルティニーク、メキシコ、ニカラグア、パナマ、パラグアイ、ペルー、 サバ島、サン・バルテルミー島、セントルシア、セント・マーティン島(仏領サン・マルタン及び蘭領シント・マールテン)、セントビンセント及びグレナディーン諸島、シント・ユースタティウス島、スリナム、トリニダード・トバゴ、タークス・カイコス諸島、米領バージン諸島、ベネズエラ

○オセアニア太平洋諸島
米領サモア、フィジー、ミクロネシア連邦コスラエ州、マーシャル諸島、ニューカレドニア、パプアニューギニア、サモア、トンガ

○アフリカ
カーボベルデ

○アジア地域
インドネシア、タイ、フィリピン、ベトナム

○北米地域
米国フロリダ州の一部


このように多数の地域が挙げられています。
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000113142.html

日本産婦人科医会のアナウンスを再掲しておきます。
「妊娠されている方、妊娠を計画されている方へ」としては

流行地域ヘは渡航をお控えください

とし、当人かパートナーが流行地に行った場合、帰国した場合は

・流行地滞在中は適正なコンドーム使用か性行為を控える
・流行地渡航された方については
男性; 帰国後少なくとも4週間は性行為時にはコンドームを適正に使用
女性: 帰国後最低4週間は妊娠を控える


としています。
胎児の小頭症とジカウイルスの関連も証明されました。
政府には水際対策が求められますが、
それにも限界があります。
流行地からの帰国者ではなく、
国内感染者が出る可能性も充分にあります。
イギリスの98人の感染例が全て輸入感染例だとすると、
その何倍もの人が感染していながら、
無症状であるために気づかずにいる可能性があります。
蚊に刺されないことも含めて、
それぞれ、ジカウイルス感染予防について
意識を高めておく必要があります。
上の先月の記事もご覧ください。


19日に日本産婦人科医会の資料が更新されましたので、
そちらもご覧ください。

妊娠されている方、妊娠を計画されている方へ
http://www.jaog.or.jp/news/160819zikavirus.pdf


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2016年08月27日(土)

妊婦は特に注意。命に関わる麻疹… 感染症の情報は自ら収集を

テーマ:時事
インターネット上には虚偽の情報があるものの、
紙の文書からは得がたい貴重な情報もあります。
まさに玉石混淆であるわけですが、
特にTwitterは時間あたりの情報量が桁違いであるため、
特に医療関係の情報では重宝しております。

しばらく前から騒ぎになっていたのが、
子宮頸がんワクチンの問題で、
先日、「薬害ビジネス」を生業としている弁護士らが
これまでのように"被害者"を焚き付けて訴訟を起こしました。
この訴訟がある限りは、
原告女性の症状が治ることはないというのに。
また、実験データについて不正があったとした件では、
それを掲載したメディアと文責者を名誉毀損で訴えました。

混沌としている日本の子宮頸がんワクチンですが、
こんなことをしているのは日本だけで、
WHOは一貫して、その接種を推奨しています。

現代人が先人たちにとって脅威だった多くの病を心配しなくともよくなったのは
ワクチンの開発による部分が大きいのは事実で、
その事実がありながらも、
反ワクチン運動を続けている人もいます。
特に酷いのは池田利恵日野市議会議員で、
Twitterでデマをばらまき続けています。
あらゆるワクチンは不要とのことで、
そういう人は全てのワクチンを接種しなくても結構ですが、
外出せず、誰とも接触せず、
一人静かに死んでいってください。
自民党市議らしいのですが、
党としてなんとかしなければならないでしょう。


感染症では、先日、重大事件をTwitterで知ることになりました。
24日、厚生労働省は幕張メッセで行われていたコンサートの客席に、
麻疹の感染者がいたことから、
全国の医療機関に対し、
新たな感染者を見逃さないよう注意喚起する通達を行ったのです。

麻疹は非常に強い感染力を持っています。
飛沫感染、接触感染だけでなく、空気感染もあります。
麻疹ウイルスに対する免疫を持っていない人が感染すると、
8~18日間ほどの潜伏期間ののち、ほぼ確実に発症し、
発熱や咳、鼻水といった風邪に似た症状が現れます。
その他、目の結膜炎症状、
口の中の頬の裏側などに白色小斑点も現れます。
その後、発熱は治まり、
再び発熱し、この時の体温はより高くなります。
そして、体幹や顔面に発疹が現れ、
倦怠感から食事が困難になることもあり、
肺炎、脳炎、心筋炎などの合併症のリスクもあり、
命に関わる感染症です。

一般に子供の時の麻疹よりも、
大人の麻疹のほうが重症化しやすいとされ、
特に注意が必要なのは妊婦です。
風疹とは違い、胎児に先天性の異常を与えることはないとされていますが、
妊婦が麻疹にかかると、
早産や流産のリスクが高くなります。
そのぶん、胎児は命の危険にさらされることになります。

幕張メッセでの事件で感染していたのは、
西宮市の19歳の男性で、
9日には39度の発熱があり、全身に発疹もあったようで、
感染の順番は不明ですが、家族3人も感染しています。
それなのに、13~15日に首都圏に向かい、
コンサートに参加したのです。
はっきりいって、
周囲の人はこの人からの感染を防ぐ方法はほとんどありません。
1人の無自覚な感染者が、
大人、あるいは胎児を殺す可能性があります。

麻疹は手洗いやマスクで予防できません。
最も有効な予防法はワクチンです。
また、感染者と接触するなど、
症状がなくても、自身の感染が疑われる場合は、
72時間以内にワクチンを接種すると効果的だともされています。
近年は成人の患者数が増加しており、
その原因として、ワクチンの未接種や免疫力の低下が指摘されています。

先の幕張の件の詳細をお書きしておきますと、
そのコンサートはジャスティン・ビーバーによるもので、
日付は14日。
それから13日が経過しております。
潜伏期間が過ぎる頃ですので、
少しでも心当たりのある人は、
まず医療機関に電話をしてください。
いきなり出向かないほうがいいのは、
感染力が強い麻疹ウイルスですので、
そこで感染者を増やす可能性があるからです。

このような情報は大勢の人の命に関わるものだけに、
もっと大々的に繰り返し扱われるべきですが、
なかなか、世間には周知されないまま、
時が過ぎていっています。
デング熱の時にはあんなに大騒ぎだったのに。
感染症の話題では、ジカ熱が油断ならない状況になるかもしれません。
また、お書きします。



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2016年08月24日(水)

性暴力は性欲よりも支配欲が動機となる

テーマ:時事
高畑淳子さんが痛々しくて気の毒ですね。
母親なので、責任を感じておられるでしょうが、
年齢的にこの性犯罪は当人がその責任を負うべきものでしょう。

思えば、「踊る!さんま御殿!!」で
お母さんとともに出演した時、
私は彼を初めて認識したのでしょうか。
まだ、中学生で、
後に「さんまのまんま」でお母さんがゲストの時に、
お母さんが突然、電話していましたね。
あの頃は野球部の話などをしていたと思います。

それがこの事件。
芸能界入りしても、
その頃のイメージが残っていたため、
この事件の第一報には目を疑いました。
芸能界で多数の仕事があることで、
浮かれていたのでしょうか。
最も酷い被害を受けたのは事件被害者であることは当然ですが、
芸能界では最悪のタイミングでした。
よりによって、最も多くの人に迷惑がかかるタイミングでの犯行です。
既に1つの番組をお蔵入りさせましたし、
ほかの24時間テレビの番宣出演、
その番組ではドラマ出演もあるとかで、
今、代役を立てて撮り直しているとのことですが、
同じシーンにいた役者も必要になりますし、
セットやシーンのつながりの問題もあります。
脚本の書き直しも行われるのでしょうか。
ほかにもドラマ、バラエティと、
忙しくしていただけに、影響は絶大です。

ここのところ、お母さんのお仕事は絶好調だったと思います。
紫綬褒章も受けられましたし、
「Dr.倫太郎」での嫌われ役もさすがでした。
大河ドラマでも期待通りの主人公の母を演じておられます。
その「真田丸」で親子共演の予定だったんですね。
真田昌幸の嫡男、信幸の子の役ということで、
孫役ということになります。
既に一部は撮影済みとのことですが、
これも代役を立てて取り直しです。
もしも一緒のスタジオだったとすれば、
周囲の人にいつもの何倍も気を遣いつつ、
お母さんはどれだけ嬉しかったことでしょうか。
これから撮影されるシーンでは、
息子が演じた、演じるはずだった孫役と同じシーンがあるかもしれません。
どんな気持ちで彼女が祖母役を演じるのか、
それを考えると、気の毒でなりません。
あるいは、そのシーンごと、
なかったことになるかもしれません。


逮捕容疑は強姦致傷とのことで、
被害届が取り下げられず、
この罪名で起訴されますと、
厳しい状態になりそうです。
判例を調べてますと、
執行猶予付きの判決が少ないことがわかります。
刑法では強姦致傷を無期懲役または5年以上の懲役と規定、
集団による犯行ではなく、
窃盗や住居侵入などがなく、
強姦致傷のみの場合、10年ぐらいまで。
特に7~8年が多いでしょうか。
この事件がこのまま起訴されますと、
裁判員裁判になります。
ここまでの裁判員裁判は、
裁判官のみの裁判に比べて、
判決が重く出る傾向があります。
多くの部分で犯行内容が争点にはならないと予想でき、
量刑には被告人の情状酌量が影響しますが、
その情状証人に彼女が出廷するというのも痛々しいです。
唯一、争点になり得るとすれば計画性ですが…


彼はネタとして、自身、性欲が強いなどと話していたようですが、
実際の性暴力は性欲よりも、
支配欲を満たすために行われると考えられています。
もちろん、性欲も関係しており、
それらは一部が重なっていますが、
自分よりも力や立場が弱いなどの優位性がある時に、
その人を支配下に置くことで、
その欲求を満たすことになります。
その一つの形が性暴力として現れるというわけです。
勝手な想像ですが、
デビューから間もない状態でも、
彼には多数の仕事が寄せられ、
多くの人が自分のことを知っていると思い込み、
天狗状態の彼は、自分の名前で支配できなかった女性に対し、
暴力を以て、支配しようとしたのかもしれません。
実際の世の中には、彼を知らない人のほうがはるかに多いでしょうし、
知名度があるかといって、
性暴力が認められるはずはありません。

加害者の性欲で語られることの多い性犯罪ですが、
人間の性質として、
性欲よりも支配欲が性犯罪を生みやすいということを
性別を問わず知っておいたほうがよいかと思います。




性犯罪者の頭の中 (幻冬舎新書)/鈴木 伸元

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