1 | 2 | 3 | 4 | 5 |最初 次ページ >>
2017年01月14日(土)

坂本龍馬「新国家」に言及 暗殺5日前の書状発見/直虎は男性かもしれないと思い直す

テーマ:歴史


歴史に触れていると、
時々、こういう大発見があるから面白いですよね。
近江屋事件の5日前ということで、
大政奉還のあとも、
彼が精力的に動いていたことが実感できます。
文中にある三岡八郎(由利公正)についても、
彼がその才能を高く評価していて、
懇意にしていたことは有名で、
「新国家」には彼の能力が必要だとしているあたり、
研究者にとって貴重なだけでなく
皆がイメージしている龍馬像をさらに強化するのではないでしょうか。
学術的な発見に知事が会見しているあたりも面白いです。

ところで、先日、井伊直虎の性別について、
やや女性説が有利かもとお書きしましたが、
考えが変わりました。
女性説のほうが説得力に乏しいというのが現在の印象です。
「片岡愛之助の解明!歴史捜査」視聴後に考えが変わった訳ですが、
この番組では主に前半に女性としての直虎の生涯を紹介し、
後半で「次郎法師≠直虎説」を紹介していました。

私が気になったのは、なぜ、"女性である直虎"は
男性だと思われようとしたのかという点。
「直虎」の名前で発給された書状は漢字ばかりで、
女性が書く手紙のかなの文とは異なります。
そして、花押は男性が使用するもの。
その理由は、"女性である直虎"が男性だと思われようと、
自らも名も男性のものにしたと説明されるのでしょうが、
江戸時代とは異なり、この時代、まれではあったものの、
女性が家の当主、領主、事実上の領主になっている例はほかにもあり
彼女たちに、男性のフリをしようとしている例はないとのこと。
"女性である直虎"が男性で押し通そうとしても、
その秘密が家の外に知られずに済むことなんてあるのか、
どうせ、わかってしまうなら、
性別を偽る必要もありません。
"女性である直虎"が実在したとして
「なぜ彼女は性別を偽ったのか?」
この疑問の答えが見つかりません。

井伊直盛の子は娘ただ一人。
彼女が何らかの理由で出家して次郎法師となり、
直盛は養嗣子に直親を据え、
直盛が桶狭間で戦死し、
跡を継いだ直親も謀殺されたというところまでは事実かもしれません。
ただ、この後、何者かが井伊家の当主となり、
その者が「直虎」を名乗ったと考えたほうが腑に落ちます。
昨年末に発見された「守安公書記」の「雑秘説写記」が正しいとすれば、
その者は新野(にいの)左馬助親矩の甥で、
この継承は今川氏真の指示によるものということになります。
そうだとすると、出家の理由も
ドラマティックなものではないかもしれません。

大河ドラマは大河ドラマで楽しみますし、
究極的には「わからない」のですけれど、
比較的「次郎法師≠直虎説」のほうが有力かもしれないと考え直しました。
もちろん、次郎法師が直虎であり、女性である可能性は充分にあります。
歴史で楽しいことの一つに、
常識が変わってしまうことがあるという点があります。
一つの史料が発見されたことで、
それまでの常識を捨てなければならないことになります。
大河ドラマの前後には関係史料が発見されることが多く、
今後、また私の考えが変わるような史料や説明に出会えればと思います。

歴史関係の本を読むときに
特に意識しているのが奥付で、
20年前に書かれた本なら、
そのつもりで読まなければならないと思っています。
ただ、著者の中には1年前に出された書籍でも、
10年前に完全に否定された説を堂々と載せていることもあります。
それが名の通った研究者であることも珍しくなく、
如何に人間は
自分の頭の中にあるストーリーに縛られているのかを知らされます。
これは歴史学に限ったことではなく、
ほかの分野でも、既に否定された考えに固執している場合が少なくありません。
直虎の人物像についてはともかく、
捨てるべきものは捨てるべきであろうかと思います。
考えを変えることをためらわない。
疑うことを忘れない。
より良い考えを求め続ける。
坂本龍馬はそれができた人だったのではないでしょうか。

人は事実に合う論理的な説明を求めず
説明に合うように、事実のほうを曲げがちになる


シャーロック・ホームズの至言です。
AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2017年01月12日(木)

アンジュルム 和田彩花さんハロプロリーダー就任/相川茉穂さんパニック障害公表-病気に対する理解-

テーマ:芸能界・有名人
昨年の大晦日、
毎年恒例の「Hello! Project COUNTDOWN PARTY」で、
アンジュルムの和田彩花さんがHello! Projectのリーダー、
モーニング娘。'16(現17)の
譜久村聖さんがサブリーダーとなることが発表されました。

(50s~)


和田さんの涙はあまり記憶にありません。
メンバーが卒業するステージのコメントでも
そのステージが楽しかったことと
未来について笑顔で話すのみだったと思います。

和田さんはご自身のことを
あまり知られたくない、知らせるべきではないと
お考えになるような、今時のアイドルには珍しいアイドルです。
大学進学後、美術がお仕事にもなっていますので、
そちらのお話も増えていますが、
ご自身のことを語ることはあまりありません。

何年も彼女を見ていて、
ようやく、どういう方なのかがわかるようなリーダーで、
特に強く感じるのが、ハロプロに対する愛情とプライドです。
元々、ハロプロエッグ1期の方ですが、
それも、アイドルになりたいという意識は全くなかったそうで、
ただ、ハローが好きだからエッグオーディションに応募され、
エッグとしてレッスン、活動中にもアイドルになる気はなかったとのこと。

そんな彼女ですから、
ある程度見続けていないとわからないかもしれませんが、
体の奥の熱さは誰にも負けていないと思います。

普段はあの変な人たちを連れているんですよ

今年でアイドル歴13年。
変な人たちの集団の中で、
最も変な人、和田彩花さんだからこそのハローを楽しみにしています。



アンジュルムを「変な人たちの集団」と言ったのは和田彩花さんですが、
一見してわかりやすい変な人が相川茉穂さんでした。
以前からお書きしているように、
人は誰もが変な部分があり、
変な人で居続けられるアンジュルムは素晴らしい、
褒め言葉として、この変な人という表現を気に入っているんですが、
相川さんはウルトラ怪獣が大好きで、
それも「ウルトラマン」よりも前の「ウルトラQ」にも
好きな怪獣が多いそうで、


にも登場、こちらでは


「私、怪獣の味方です」という連載を持つなど、
怪獣関連のお仕事も増えていました。
その彼女がここのところステージをお休みになっていて、
事務所からの発表が「体調不良」というものだったため、
ファンの間で不安が広がっていました。
そして、昨日、その原因がパニック障害であることが公表されました。
年末、アンジュルムみんなでディズニーランドに行った時に、
彼女だけ不参加だったのはそのためだったのでしょうか。

パニック障害は不安障害の一つです。
人体は何かしらの危機的状況になると、
そのための備えなどの身体反応を起こします。
たとえば、捕食者に追いかけられるなど、
命の危険を感じると、私たちは呼吸や心拍数を上げ、
その場所から逃げられるよう対応します。
端的にいえば、こういった身体の防御反応の誤作動で起きるのが
パニック障害です。
そして、身に危険のない状況で、
呼吸や心拍数が増えるなどすると、
以後、似た状況で同じことが起きるのではないかという不安に襲われます。
この予期不安がパニック障害を慢性化させていくこととなります。
さらにこれが症状が出るかもしれない場所を避けようとする
「広場恐怖症」になっていきます。

時々、病気や症状の名前で変えた方がいいと思うものに出会いますが、
これもその一つ。
広場恐怖は広い場所というよりは、
特定の場所、ある特徴を持った場所で起きるものです。
実際は広い場所よりも、電車やエレベーターなど、
狭い空間で起きることのほうが多くなっています。
「その場所」で症状が出る、出るかもしれないと当事者が思い、
もしも、本当に症状が出てしまったら、
その場所から逃れられないのではないかという不安に駆られます。
電車の場合、その当事者が乗った編成が
信号機トラブルか何かで発車が遅れたとします。
数分後には発車するわけですが、
もしも、この時当事者が不安を感じた場合、
次の乗車時には電車そのものに恐怖する可能性が生まれてしまいます。
症状と場所が関連づけられた場合、
「ここにいては死んでしまうかもしれない」という
強い不安に襲われることもあります。

多くの人は自分の意識を自分で制御しているように思っていますが、
顕在意識は制御可能でも、
無意識の部分の制御を意識的に行うのは困難です。
私たちは、生き延びる可能性を高めるよう進化してきました。
生存のために起きる脳の反応の多くは無意識下で起きていて、
呼吸や心拍数の上昇、
そこから去りたいという強迫観念は意識の外から来るものとなっています。
また、ここではパニック障害の症状が出る状況についてお書きしていますが、
中には家族との外食時のような、
なんでもない時に発症することもあるようです。

治療は薬物療法と心理療法の認知行動療法などが行われます。
そして、当事者に加えて、周囲の人のこの病気に対する理解が必要です。
とはいえ、よく「セロトニン不足」といわれるパニック障害ですが、
真逆の論文も存在しているため、
学術的にも確定できていない部分が多いのでしょう。
ただ、完治を目指すにしても、
付き合っていくにしても、
この病気に対する理解が欠かせないのは間違いありません。

この病気は珍しいものではなく、
芸能界でも、円広志さん、中川家剛さん、堂本剛さん、
田中美里さん、ピース綾部祐二さん
大江裕さん、安西ひろこさんなど多数の方が公表されています。
中にはプロ野球の小谷野栄一選手も。
小谷野選手は公表した理由について、
「同じ病気と闘っている人を勇気づけたい」としています。


応援して下さっている皆さん、コンサートを楽しみにして下さっていた皆さん、いつもありがとうございます。
私は以前から呼吸困難、吐き気、恐怖感などの症状がありました。
何度か病院にも通っている中で「パニック障害」と診断され、最近では頻繁に発作が出るようになり、ステージなどでも起きてしまう事があったので、今の活動が困難になってしまいました。

お医者さんより「治すためにはまずは休養する事」との診断があった為、しばらくお休みを頂く事になりました。
メンバーやファンの皆さん、スタッフの皆さんに沢山迷惑とご心配をおかけする事になってしまい、ごめんなさい。

「パニック障害」というと少し偏見があるかもしれないのですが、脳の病気でもあるので、その偏見を少しでも減らして私と同じパニック障害の人達とも一緒に闘っていきたいと思います。
今は治療に専念して、私なりに頑張るので待っていて下さると嬉しいです。

アンジュルム 相川茉穂

http://ameblo.jp/angerme-ss-shin/entry-12237219905.html


心は身体の一部であり、それを切り離して考えることはできません。
脳内物質の分泌に問題があることが指摘されているパニック障害ですし、
今は仲間たちに任せて、
またステージでの元気な姿を見せて欲しいと思います。

まほちゃん 佐々木莉佳子
http://ameblo.jp/angerme-ss-shin/entry-12237247245.html

相川茉穂のこと。 室田瑞希
http://ameblo.jp/angerme-ss-shin/entry-12237282015.html


短いハロプロ研修生のキャリアから抜擢される形で、
スマイレージ3期に選ばれた相川さん。
キャリアが浅かったため、
ほかの同期には及ばない形での加入となりました。
だから、彼女は頑張りました。
できなかった自分のことがあったから、
ほかのユニットでも、
苦しんでいるメンバーに声をかけていました。

研修生では、やはり、モーニング志望が多いのかなと思います。
だから、新メンバーが入るたびに、
「アンジュルムで良かった」と思って欲しいと願い続けてきました。
そんな中、彼女は研修生時代から
スマイレージが大好きだと公言し続けていたそうで
それが叶ってのアンジュルムの活動です。
加入時とは見違えるものとなっている彼女のパフォーマンスは、
これからもまだまだ伸びると思います。
個性を生かす機会も増えると思います。
そんな姿を期待しています。



AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
2017年01月10日(火)

大河ドラマ「おんな城主 直虎」 ~直虎は男かもしれないし女かもしれない~

テーマ:テレビドラマ
今、「真田丸」を視聴中です。
現在、8話のあたりで、
見直してみますと、登場人物の描写が後半と違っていることに気づきます。
特に真田信繁はこの時期、
まだ十代前半ぐらいでしょうから、
その後の成長で人物像を変えてきたということもあるでしょうが、
作品として、まだ手探りの部分もあったのかなと思います。
徳川家康も、よく爪を噛むなど、
中盤以降とは設定が変わっているように思います。
当初はお笑い担当でもありました。
逆に、これが後の布石となっているのかと
気づかされることもありますのも楽しいですね。

さて、今年の大河ドラマ「おんな城主 直虎」が始まりました。
初回の感想としては、まずは好印象といったところです。
視聴率も「真田丸」の恩恵もあったのか、
まずまずという数字となっています。

井伊家は徳川幕府において大老を出すような名門となるわけですが、
溯っていくと、直政で行き止まりになります。
その前の代の直虎が主人公となっている訳ですが、
「彼女」についての記録といえば「井伊家伝記」で、
ここでは次郎法師を「養母」としてていて、
この次郎法師が直虎だという訳です。
…が、次郎法師は直虎ではないという資料が出てきたというわけで、
そこには今川家が家臣の関口氏経の子に「井伊次郎」と名乗らせたとあり、
これが事実ならば、
伊直盛の娘の次郎法師とは別人だということになります。

「井伊家伝記」は井伊谷の龍潭寺住職が著したとされ、
成立は享保年間。
龍潭寺と井伊家の関わりについて書かれているそうです。
ただ、研究者の間ではあまり評価されている史料ではないようで、
実際に多数の明確な誤りが書かれています。
一方、新発見の史料は「守安公書記」の中の「雑秘説写記」で、
成立は享保ですが、中身の記録事態は寛永の頃とのこと。
井伊家家老・木俣守安が家中の聞き書きをまとめたもので、
ここから確実なのは、寛永の頃の家中にそういう話があったことぐらい。
次郎法師が直虎なのか、
直虎が男なのか女なのか、結論は「わからない」です。
私個人の印象では、
やや女性説のほうがやや有力かなとは思っていますけれど。
今回のドラマの設定に採用された説、
今作の時代考証担当の小和田哲男先生の説では、
井伊直盛の娘の大叔父・龍潭寺南渓瑞聞は
その娘の出家の際、井伊家代々の当主は備中次郎を仮名としていることから
次郎法師を法名とし、
それが男の名なのは、
女性では還俗できないからだというもの。
南渓は「直盛の娘」が俗世に戻る可能性を考えていたことになります。

この幼名も性別もよくわからない人物をどう料理するか、
実際に起きたシビアな出来事とのバランスをどうするか、
その点、「真田丸」は史実と創作の部分の違和感が少なく、
それが好評価に繋がったと思うのですが、
今作ではどうでしょうか。

「真田丸」のBlu-rayを見始める前に、
見ていたのが「JIN -仁-」でした。
昨年秋ぐらいから、内野聖陽さんの龍馬を見たくて、
また、涙ながらに見終えて
続いて「真田丸」の家康を見ています。
考えてみれば、「JIN -仁-」の頃の内野さんはご本名の「まさあき」でしたね。
「おんな城主 直虎」の脚本は「JIN -仁-」でも担当した森下佳子さん。
「JIN -仁-」ではある程度、
原作の中で歴史と医史と創作部分の折り合いができていましたが、
ドラマ版オリジナルの設定もあり、
そのあたりを上手く料理されていたと思います。
今作でも歴史に違和感のない創作に期待しています。
ただ、結局はプロデューサーがどう考えているか、
局がどう考えているかなんだと思います。
脚本の方針を決めてるのはそちらですから。
三谷幸喜さんぐらいの超ビッグネームだと、
脚本家の意見の影響もある程度強くなるとは思いますが、
今作ではどうでしょうか。


AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 |最初 次ページ >>

AD

QLOOKアクセス解析

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス

      ランキング

      • 総合
      • 新登場
      • 急上昇
      • トレンド

      ブログをはじめる

      たくさんの芸能人・有名人が
      書いているAmebaブログを
      無料で簡単にはじめることができます。

      公式トップブロガーへ応募

      多くの方にご紹介したいブログを
      執筆する方を「公式トップブロガー」
      として認定しております。

      芸能人・有名人ブログを開設

      Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
      ご希望される著名人の方/事務所様を
      随時募集しております。