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2017年12月09日(土)

「約束の地」エルサレムと世界がさらなる混沌に トランプ政権の自爆

テーマ:時事
日本のテレビでは特に何か新しい情報を得たわけでもないのに
相撲界の問題ばかりを憶測で扱っていますが、
この問題は北朝鮮問題よりも深刻で
影響が大きくなる可能性もあるだけに
日本国民もこの問題の重大性を認識しておく必要があります。

アメリカ・トランプ政権がイスラエルの首都をエルサレムと認定しました。
米はこれまでテルアビブに大使館を置いていましたが、
大使館をエルサレムに「移転」すると発表しています。

米は1995年、99年までに在イスラエル米大使館を
テルアビブからエルサレムに移す「エルサレム大使館法」を制定。
しかし、以後歴代大統領はその影響の大きさから
半年ごとに先送りを続けてきました。

元々、同法が制定されたのは
ユダヤ系ロビイストたちの活動によるものですが、
トランプが大統領になったのは彼らの力によるものが大きく
支持率低迷の逆転を狙い
この「移転」を決断したものと思われます。

「移転」とはいうものの、正確には看板の付け替えです。
各国大使館は首都に置かれるもので、そのほかの在外公館が領事館。
大阪の北区西天満には米国総領事館がありますが
大使館は東京・港区赤坂です。
現在のイスラエル・エルサレムには米領事館があり
これから、ここを大使館とすることになります。
テルアビブの大使館は今後、領事館となるのでしょうか。

火種に油を注いだのはトランプ政権ですが
その代償は中東各国、米、世界が負うことになるかもしれません。

元を辿れば英国の三枚舌外交にあります。
第一次世界大戦でオスマン・トルコと戦っていた英は
アラブ社会を味方にするため
パレスチナを任せるとして約束したにもかかわらず、
翌年にロシア、フランスに共同管理を約束、
さらにその翌年には
建国を悲願としていたユダヤ人にイスラエル建国を約束しました。

現在のこの地域の複雑さを生んだのは
この場当たり的な英国の対応にあります。
英は責任を取りません。
さらに溯れば、イスラエルは聖書に記された「約束の地 カナン」でした。
ユダヤ人たちは2000~1900年前までにローマ帝国に敗れ
世界中に離散、ディアスポラと呼ばれる離散ユダヤ人となります。

ヤハウェはユダヤ人に
地中海とヨルダン川、死海に囲まれた
「カナンの地」を与えると約束していた訳ですから
エルサレムこそその地であり、
首都とするのは当然だと考えています。

一方、イスラエル建国までにその地に住んでいたのはアラブ人で、
2000年間住んでいた土地を奪われた彼らが納得するはずはなく、
これが現代の「パレスチナ問題」となっています。

エルサレムという都市は
「アブラハムの宗教」それぞれの聖地でもあります。
アブラハムの預言から始まったユダヤ教は
後にキリスト教とイスラム教を生み出しました。
ソロモンの神殿の城壁跡とされる「嘆きの壁」はユダヤ教の聖地、
イエスが十字架に磔にされたゴルゴタの丘跡地
「聖墳墓教会」はキリスト教の聖地、
ここから天にのぼって神の声を聞いたとされる
「岩のドーム」はイスラム教の聖地です。

ずっとこの地には紛争の火種がくすぶっていました。
第一次中東戦争、第二次中東戦争、第三次中東戦争、
そして、停戦後も続いた消耗戦争、
第四次中東戦争はいずれも
イスラエルと周辺アラブ国家との間で起きた戦争です。

日本にも中東情勢は大きな影響を与えています。
第一次オイルショックは
イスラエルの占領地からの撤退を求めたアラブ石油輸出国機構が
イスラエルを支持している米などの国への経済制裁しようと
原油生産を制限したことにより起きたもので
第二次オイルショックはイラン革命から石油不足になっており、
国内の物価高騰などを招き、国民はパニックに陥りました。

現在でも、エネルギーの多くを中東に頼っている日本。
彼の地でまた、戦争が起きれば
同様の事態か、それ以上の悪影響を受ける可能性もあります。
大使館の件は、日本が米の軽挙に付き合う必要はありません。
在イスラエル日本国大使館はテルアビブのままにしておくべきで
実際にそうなると思います。
ただ、それ以外でも、身の振り方が大切となります。
イスラエルかアラブか、
どちらに味方するかを選択しなければならない日が来ないとはいえません。
戦争に巻き込まれる可能性だってあるのです。

この件で、笑うのはロシアと中国でしょうか。
ISの暴風が吹き荒れる中、
ロシアは中東での影響力を強めており、
中国は経済面で莫大な投資を行っていて、
従来は米が最大の投資国でしたが、
今では中国がトップです。

これで、米は中東での発言力が大きく低下することでしょう。
アラブ諸国は米のいうことを聞かなくなります。
形の上だけとはいえ、
中東和平の仲介役だった米。
それが一方のみの肩を持った訳ですから、
アラブが聞く耳を持つはずはありません。
その発言力低下は、トランプ政権の力を弱めるでしょう。
これまでもトランプ政権は軽挙を繰り返してきましたが
これが最大の過ちといえるでしょう。

アメリカファーストを掲げて当選したトランプ大統領。
この件ではトランプファーストともいわれています。
ただ、この過ちというものが世界に対してだけでなく、
トランプ政権そのものの首を絞める要因となるかもしれません。

北朝鮮危機が目前の問題であることは間違いありませんが、
事実を認識するにおいて、事態は単純です。
一方、この「エルサレム」問題は
北朝鮮危機のように、
誰かを排除すれば話が終わるような単純なものではありません。
既にガザ地区からのロケット弾発射があり、
イスラエル軍は反撃。死者が出ました。
もう武力衝突は始まっています。
米国人、またはその可能性がある人は襲撃される可能性があります。
テロリストたちは、口実ができて喜んでいるかもしれないのです。


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2017年12月06日(水)

羽生善治九段永世竜王に 史上初の永世七冠資格獲得

テーマ:時事
以前も少し触れたことがありますが
私は羽生理恵さんのTwitterが好きで
彼女のアカウントで最も多いのは
うさぎとアヒルの画像のRetweet。
その次にフィギュアスケート羽生結弦選手関連。
一時期、ヘッダー画像が羽生選手だったことがあった気がします。

Twitterでは旦那様のことを「善治先生」と呼んでおられ
昨日は彼女のアカウントがお祝いで祭りになっていました。

2017年12月5日、渡辺明竜王を4勝1敗で破り、
羽生善治九段が15期ぶりに竜王位を奪還しました。
これにより、竜王においても永世称号を獲得。
永世竜王、永世名人、永世王位、名誉王座、永世棋王、永世王将、永世棋聖と
将棋の歴史ある七大タイトル全てで永世称号を獲得したことになります。

一部、永世七冠という言葉のみが先行していますが、
ほとんどのタイトルで「永世」と呼ばれるようになるのは
引退後です。よって、正しくは「確定」というのが事実となります。

各タイトルで永世称号を得るのはどれも困難で、
8つめの叡王はまだ永世称号の規定がありませんが
たとえば、今回の永世竜王ですと、
「連続5期または通算7期」頂点にいる必要があり、
永世棋王ですと「連続5期」のみですので、
一度敗れると、また一からという厳しさ。
七大タイトルのいずれかの永世称号を得た棋士はこれまでわずか10名。
そのうち、複数のタイトルで永世称号を得ているのは
さらに少なく4名しかおらず
いかにあり得ないことかがわかります。

将棋に興味のない人にも知られる棋士は
今なら藤井聡太四段で、
その前に旋風を巻き起こしたのが羽生先生でした。
今年、叡王戦が格上げされ八大タイトルとなりましたが
当時の七大タイトル全てを独占。
「七冠」が彼の固有名詞のように扱われていました。

私なんは「ド」が3つぐらい必要なド素人ですので
彼の棋風を評価するなどおこがましいのですが
彼一流の独自性はありつつも
それにこだわらない強さ、
如何様な指し手にも対応できる強みを感じます。
私が見てもわかるような不利な状況から
私が見てもよくわからない、
あるいはプロ棋士が見てもすぐには意図がわからない一手を指し
そこから大逆転なんていうこともあります。

ただ、頭脳は年齢とともに衰えるものです。
棋士の場合、二十代半ばぐらいが全盛期になるかと思います。
羽生先生が七冠だった1996年は25歳。
天才が最も才能を発揮できた時期だったでしょう。
棋士の頭脳の衰えを補うのが場数、経験だとされますが
それでも、将棋界には「45歳の壁」なんていう言葉もあり
彼も勝てたはずの対局を
逆転負けすることも増えていました。
9年前に、今年と同じように
これで勝てば永世竜王という時がありました。
あの時は3連勝していて、しかしその後4連敗。
あれが将棋のタイトル戦で初の3連勝4連敗になりました。
したがって、今年もまた竜王を獲りさえすれば
永世七冠だといわれていても
難しいのではないかという声もありました。

強ければ勝つ
弱ければ負ける
どんなに良い手を指し続けていても
悪手一手で負けてしまう

体調や天気など、わずかに運が絡む要素はありますが
実力次第の将棋界。
彼に運が味方したとすれば、
彼のその才能と、
全盛期と変わらぬ探究心、
研究を続けられる精神力が与えられたことかもしれません。

七冠独占の頃は彼のヘアスタイルも話題になっていました。
いつも頭のどこかに寝癖があって、
後に「アンテナ」「妖怪アンテナ」なんて呼ばれるように。
昨日の対局でも、
しっかりとアンテナが立っていました。

実は羽生善治先生も羽生結弦選手のことを応援されているそうで、
テレビでよく観戦されているとか。
いつもは「羽生」の文字を見かけるとお思いになることが多く
たまにご自身のことらしいと思われた時は
近視なのでテレビに近づいて
「なんだ、僕か」と仰るとか。
昨夜からはずっと羽生先生のことでしたね。





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2017年12月04日(月)

「おんな城主・直虎」 本能寺の変は明智憲三郎氏の説を採用か

テーマ:テレビドラマ
見事ですね。
森下佳子さんは本能寺の変の設定から
脚本作成を始められたのではないかと思うほどです。
本能寺の変に今川氏真をからませて
久しぶりに楽しみな本能寺の変になりそうです。

ここまでお書きしてきたように

やっぱり信康事件の原因はクーデター「片岡愛之助の解明!歴史捜査」
https://ameblo.jp/thinkmacgyver/entry-12332101823.html
https://ameblo.jp/thinkmacgyver/entry-12333151680.html

信康事件の史実としては、
おそらく徳川家の御家騒動が原因でしょうけれど
それを採用しなかったのは、
徳川家康に「明智光秀に織田信長を討たせる」という
動機を与えるためでしょうか。
そのための阿部サダヲさんのキャスティングと演技であれば
たいへん納得できるというものです。

本能寺の変は坂本龍馬暗殺事件と並んで
様々な意見が飛び交っていて
明智憲三郎さんの説もその一つです。


彼の家系は、光秀の子・於寉丸の子孫であるという伝承があり、
本能寺の変の珍説としてよく登場する「明智光秀=天海説」は
憲三郎さんの祖父・滝朗さんの提唱によるものなんだとか。
光秀と天海が同一人物という説には同意できませんし
憲三郎さんが本当に光秀の子孫なのかも判然としませんが
彼の説には説得力がありました。
なんでも、BS日テレの「片岡愛之助の解明!歴史捜査」のコンセプトは
この著作からの着想らしく、
たしかに、憲三郎さんの著作には
単なる伝承や秀吉らの意図により作成された記録を排除し
「捜査」という言葉が印象的に使われています。

動機はともかく、

・織田信長が徳川家康暗殺計画を企てる
・信長は本能寺を家康暗殺決行の地に決定
・実行役は中国攻めを理由に進発した明智光秀
・信長は茶会を口実に本能寺に家康を招く
・茶会であり、家康を警戒させないため本能寺には少数の警護のみ
・光秀は計画を逆手に取り信長を討つ

ドラマでもこのあたりが採用されそうです。

楽しみが増しているこの大河ドラマですが、
残念ながらあとわずか。
それもそのはず。
主人公・井伊直虎が亡くなるのは
本能寺の変により、
徳川家康一行34名が伊賀越えを決行するあたり。
直政もこの一行の一員でした。
ただ、この説ですと伊賀越えの意味が違ってくることになりますけれど。
残念ですね。
井伊直政の歴史はまだまだこれからですから。

明智憲三郎さん著作は
漫画化もされていたんですね。


いずれ読んでみることにしましょう。
ドラマ化があると面白いかも。



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