レクサス IS350 OS技研製LSD[1.5Way] 【LEXUS】 | レクサスのアフターパーツを考えるシンクデザイン【LEXUS】

レクサスのアフターパーツを考えるシンクデザイン【LEXUS】

レクサス(LEXUS)のアフターパーツの新商品紹介&開発途中の製品紹介

こんばんは。
シンクデザインの佐藤です。

先週のブログでは大変ご迷惑お掛けしました。
お陰さまで、一人のお客様からも返品のご連絡を頂かなく、特に問題になっておりません。
ありがとうございました。


さて、本日はいつものOS技研LSDで変わった事をしたので、ブログにいたしました。


$レクサスのアフターパーツを考えるシンクデザイン【LEXUS】


福島よりお越しの常連さまのLEXUS IS350になります。

前々からLSDのお話しがあったのですが、今回装着の決意が固まったとの事で、ご注文を頂けました。
ありがとうございます。

このIS350ユーザーさまですが、サーキット走行のためにISに乗っており、タイムアタックするためにLSD装着となります。

シンクデザインユーザーさまは、サーキット走行されるお客様が少ないので、貴重な過激なお客様です。

しかも、車に対しての拘りも強い方でして、いつもご注文をお受けする前に、装着パーツに関しての意味合いを確認してからのご注文となります。

意味がわかってから、納得してからでないと購入しない!!!! この熱意をいつも感じます。

本当は必要な事ですので、皆様も一度シンクデザイン佐藤に相談してからご購入という順序をお勧めします。

その為に「親切丁寧」を基本としています。



さて、今回のOS技研製LSD[1.5Way]のご注文ですが、「一般道では通勤にしか使わず、基本的にサーキットでのタイムアップを求めるためにLSDを装着」これが今回の装着理由ですので、吊るしのセッティングではなくサーキットスペックとしてカム角・イニシャルトルクを変更したいという事になりました。

何度かメールでのやり取りをさせていただき、サーキットスペックを決めオーダー。



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届いたサーキットスペックのLSDとなります。

基本的な吊るしの仕様からスペックを変更となりますので、チャタリング音など出てもクレームとしません。

根本的な不具合はもちろん対応しますが、「音」に関しては「出さない」というのがOS技研の特徴でもありますので、その出さないスペックからの変更ですから、これは仕方がありません。

サーキットで本領発揮ができれば多少の事は問題ないというユーザーさまの考えに、こちらも燃えてきます(笑)


箱には「スペックX」とOS技研のシャレもあり、装着後にどのような反応の良さか楽しみもあり、組み付けさせていただきます。



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9時に作業を開始し、デフケースを降ろします。

降ろしたデフケースから純正オープンデフを取り出し、リングギアを外してOS技研LSD[スペックX]へ組み付けます。

100台以上の取り付け実績から、もう手慣れたもので、一人でガンガン進めていきます。

ユーザーさんがちょっと席を外しているうちにバラバラになります。




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新品のベアリングを圧入して取り付けです。

すべての作業において段取り良く進めますが、慎重に行う事が非常に大切です。

ちょっとした組み付けミスにより、不具合が発生するLSDの組付けです。





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オイルシールなど綺麗に除去してデフケースにおさめます。

この時点でバックラッシュを確認して、装着前と誤差がない事を確認。

このクリアランスが狭ければ焼き付く原因になりますから、装着前と誤差がないかが重要です。





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綺麗にシールして組み付け完了です。

ここから車輛に取り付けします。


と、その前に久しぶりにシンクデザインの小さなパーツのご紹介をさせていただきます。




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デフケースマウントに装着するデフマウントカラーですが、画像は純正のまま。

隙間を確認できると思います。

この隙間がトラクションを逃がす原因になっている事はご存知かと思いますが、改めてご紹介させていただきます。




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びっくりするほど、指で押すと簡単に動きます。

内部はゴムマウントになっており、真ん中の穴をボルトが通って車輛に取り付けされる訳ですが、車輛に取り付けされている状態でゴムマウントがこの隙間分動くという事です。

デフケースを降ろさないと確認できない部分なので、以外と知らない人が多いのではないかと思いまして。




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もう少しわかりやすくご説明します。

固定ボルトが入る部分に工具を入れています。

この状態で特にデフケースを固定する事無く左右に振るとグラグラです。

グラグラの実でも食べたのでしょうか!?




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これだけ動く範囲があります。

これでは、どんなに良いLSDを装着しても、入力が入った後にデフケースがグラついて路面を反応良く蹴り出す事ができません。

ですので、いつもLSD装着のユーザーさまには、強制的にデフマウントカラーを装着していただいております。

もちろん純正オープンデフでもその効果はあります。


改めてご紹介させていただきましたが、このデフマウントカラーだけではなく、車輛のいたるところに似たような部分があります。

このデフマウントカラーも小さなパーツですので、見た目から効果があるのかと言われがちですが、パーツの大きさではく、意味のある形状と意味のあるパーツの製品化を行っていますので、シンクデザインを信用していただければと思います。

もちろん、そのクリアランスは振動や異音などを最大限におさえるために持たせたクリアランスである事は間違いありませんが、「取り過ぎだろ!!!!」と言いたい部分が多いです。

ゆっくり静かに走行する人には必要のないパーツかもしれませんが、せっかくのFRを車として楽しみたい場合には邪魔な部分となります。

異音など起きないように形状を考えていますので、安心して装着できると思ってください。




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と、言う事で必要なデフマウントカラーを画像のように装着して、芯が動かないようにします。

これでダイレクトに入力を伝える事ができます。



     デフマウントカラー■カタログページ




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すべて組み付けできたので、車輛へデフケースを戻します。

作業終了で14時。

最短でこの5時間で終わりますが、落ち着いて作業したいのと、お電話のお問い合わせで作業が一時中断する事も多いので、16時までお時間をいただきます。

途中お昼ご飯も食べさせてください。





さて、装着後の個人的なインプレッションですが、シンクデザインを出てすぐに反応の違いを体感できました。

いつものLSDとは違い、簡単に言うとアクセルワークがシビアになりました。

踏み込んだ時のロックがもちろん速く敏感に反応します。

ドリフト状態に入りやすいです。


正直に「これは普通に運転する人では扱いにくいな。。。 車を上手にコントロールできる人でないと運転しにくいかも」というのが、その時の感想です。

サーキットでタイムアタックする方であれば、楽しくて仕方ない反応の良さと思ったのも事実です。

まさにFRになりました。

抜けていたトラクションが明確になり、リアタイヤで駆動しているというのが確実にわかるので、タイヤの性能もわかりやすいですし、これ以上踏み込むとスライドするな!というのも明確です。

慣れたら思いのまま!!!と言った感じ。

これは喜んでもらえると思いました。


そして、数日後にお客様からインプレッションです。





LSDの感想です。

全く違和感なしで通勤してます。

街乗りは燃費を気にして踏まないんでオープンとの差が分かりません。笑

ってくらい普通です。

で、サーキットですが、ご臨終間際のタイヤとTRC切りで走ったのでタイム計測はしてませんが、オープンデフとの違いは明らかで、ケツが流れても対処が楽になりました。お約束のスピンもしてますが。笑

もう1回くらい遊んでタイムアタックでもしようかと思います。TRCはONで。汗

OSのLSDは高いですが、長いスパンでみれば安い買い物かなと思います。

ありがとうございました。



以上がお客様からのインプレッションです。

思った通り喜んでいただけて良かったです。

しかも、あれだけ反応良くてもチャタリング音は出ていないという。

これは、さすがのOS技研ですね!!!!

TRCは切らずに最新の電子制御を有効活用してタイムアタックが望ましいと思います。

スピンしているということは楽しくて踏み過ぎって事でもあるかと思いますので、慣れれば確実にタイムは上がると思います。


その前に当日話していたタイヤ交換が先ですね。


そう、お客さまのインプレッションの通り、OS技研のLSDはオイル交換のサイクルも長いですし、オーバーホールなどいらないほどのクオリティーです。

ですので、装着してからの手間やコストが掛からないというの特徴です。

面倒なイメージの多いLSDですが、OS技研だけは違います。

ですので、どのような方でも遠方の方でもお勧めできる。

売りっぱなしにならないLSDです。


ちょっとでも興味を持った方がいれば、シンクデザイン佐藤までご相談ください。

ご連絡お待ちしております。


下記の過去のLSDに関するブログもチェックしてください。


    LSDに関する過去ブログはこちら


こちらのブログからさらに過去のブログのリンクがあります。





それと、このユーザーさまですが、ザックスの車高調を装着しています。


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こちらもサーキットで愛用していただいているのですが、すでに装着から40000kmを過ぎています。

普通であれば、そろそろオーバーオールかなといった乗り味の違いを感じるころですが、ユーザーさまいわく「まったく最初の頃の乗り味から変化することなく、まだまだこのまま使える」との事でした。

サーキットで過酷な条件で使っているにも関わらず、この耐久性です。

目安として50000kmかなとお伝えしていますが、いまのところ、どのユーザーさまもオーバーホールはしていません。

一度オーバーホールするには、純正に戻し外したダンパーが戻ってきたら再度取り付け、と2度の脱着工賃がかかります。

当社では1回の脱着工賃が¥21,000ですので、¥42,000のコストがかかります。


それが他のメーカーから比べて、倍の耐久性があるとすると(実際にあります)¥42,000は安く買えているという事になります。

もともと高い車高調ですが、内部の小さなパーツから自社で研究・開発しているザックスならではの耐久性です。

規格のパーツを使わずにOリング一つから研究する部署があるダンパーメーカーは他には無いでしょう。

そんな本物を一度お試しください。



なお、LEXUS CT200h と LEXUS HS250h 用のザックス車高調ですが、フロントストラットの部品供給ができなくなり、HS250hに関しては在庫をしていなかった事により販売終了、CT200hに関しては残り4台分という事で販売終了となります。

当社独自に開発した事によりザックスが問題ではないのですが。。。。

残念ですが、ストラット形状には対応できなくなりました。

ISやGSに関してはスチールの供給がなくなり、アルミのみの対応となります。

こちらも後日正確にお伝えします。


なお、ストラットの材料が供給できなくなっただけですので、いまあるザックスは持っておけばケースがダメのなるまで使えます。

中身は何度でもオーバーホール可能ですので、装着後の対応など心配する事な何もありません。

逆に、貴重なザックス車高調となりますので、CT200hのユーザーさまでご検討いただける方はお早めにご連絡ください。

これを逃すと次はありません。



それでは、本日も長いブログを読んでいただき、ありがとうございました。

また来週の月曜にブログアップいたします。


なお、ちゃんと宣伝しているはずなのですが、Facebookでは営業日毎日更新しております。

新商品の開発状況やワンオフパーツの加工状況など。

自分で言うのもなんですが、足回りのパーツから内装パーツまで色々なパーツをご紹介しておりますので、車好きであれば楽しめるのではないかと思っています。

頑張っていますので、チェックしていただけると嬉しいです。

よろしくお願い致します。



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