最近、やっと!

ツイッターデビューいたしました。


まわりの人たちから、「早くツイッター始めたら?」

なんて、言われつつ、はい。ようやく、始動です。


でも、いまいち使い方がわかっていないので、

みなさまどうぞ、よろしくご指導くださいませ。


わすれられないおくりもの (児童図書館・絵本の部屋)/スーザン・バーレイ

先日、藤沢市の湘南台カルチャーセンターにて、


「大人のための絵本講座」を開催。


そのときに紹介した絵本の中の一冊が、こちら。


『わすれられないおくりもの』です。



参加者の方のなかには、すでに知っていらっしゃる方も。



その方は、「子どもへの読み聞かせ・・・というよりも、


本屋さんで立ち読みしているうちに、内容にひかれて、


自分のために購入してしまいました」とのこと。



素敵じゃないですかー♪


大人が心から惹かれる絵本に出会う。


そして、自分のためにその絵本を購入する。



それはもう、財産ですね。


やがて、その絵本は、とても大切な愛すべき存在として、


お子さんへ、そのまたお子さんへと受け継がれていくかもしれません。



講座では、「よい絵本の選び方」について、


いろいろとレクチャーさせていただくのですが、


いちばんのポイントは、


自分が心を揺さぶられる絵本であるかどうか。


その1点に尽きると思います。



『わすれられないおくりもの』。


ある日、みんなの大好きなアナグマさんが亡くなってしまいます。


残された動物の仲間たちは、アナグマとの楽しい思い出が


次々に浮かんできて、なかなか悲しみとショックから


立ち直れません。


長い時間をかけて、みんなでずっと、


アナグマとの思い出を語り合います。


「アナグマがいてくれたから、これができるようになったよ」


「アナグマがおしえてくれたんだよ」


「ずっとアナグマはそばにいて、みまもってくれたよ」


アナグマは、本当にたくさんのたからものを、


みんなに残してくれたんです。




死ぬってどういうことなんだろう?


それは、生きている人にはなかなか簡単にわかるものではありません。


でも、亡くなった人の「思い」や「ぬくもり」や「伝えてくれたこと」「残してくれたこと」は、


ずっとずっと、消えることはないんです。


その人と関わりの合った人たちの心のなかに、ずっと生きつづけていくんです。




そんな大切なことを、そっと、やさしく教えてくれるのが、


絵本のチカラなのでしょう。