中古車両を仕入れて良く有る事があります。

当店では余りカスタム車両は仕入れませんが、ヘッドライトがHIDに代わっていたり、ウインカーが社外の小さめのものになっていたり、テールがLEDになっていたりは機能的にも損なわず、ノーマルのイメージも崩さないので仕入れる事が結構あります。

その様な車両を仕入れて整備する時に、ばらしてびっくりするのが適当な配線処理です。


ぐちゃぐちゃの配線。
ギボシにカバーが無い。。。
ギボシを使わずビニテ。。。。。
カニさん。。。。


あー、ため息が出ます。

まあ、DIYでやっていらっしゃる方が殆どでしょうから、点灯すれば良いって考えの方が多いのも解ります。
でも、余りに適当な配線はトラブルの元。
自身が無い場合はちゃんとショップに依頼しましょう!


で、今回のドナーは先日仕入れたZX-14のモンスターエナジーカラーです。
HIDが入っていたので、念の為アッパーカウルを外しました。









長すぎる配線を適当に束ねているだけ。
もう酷い。。。

おまけに「カニさん」です。





これが通称「カニ」と呼ばれている「エレクトロタップ」という便利グッズ。
配線の分岐が手軽にできる代物なのですが、残念ながら良く接触不良を起こし、電装トラブルを起こします。
DIYでは良く使われるのですが、プロの中では敬遠される代物。
これが付いていたら無条件で配線のやり直しです。

ちなみに何故「カニ」と言うのかと言うと、赤い商品が多いのです。
これは珍しく青いですね。網焼きにしたら赤くなるのかな?(笑)


今回のZX-14。
見るからに素人の配線かと思ったのですが、不思議な点が少々。
HIDの取り付けステーが綺麗に加工されている事。
そして、ギボシにハンダが付けられている所も。
うーん、もしかしてプロがやったのかな?
それにしてはずさんな感じもします。

経緯は良く解りませんが、とりあえず配線やり直しです。
せっせと、ハンダとギボシを駆使して綺麗にまとめ直しです。

そんなこんなでかれこれ5時間。
やっと完成です。









ほらすっきり。
純正の配線と見分けがつかなくなりました。
やっぱりこうじゃなきゃだめですよね。

万が一、HIDのトラブルが起きた時も、ノーマルバルブがあればすぐに配線を切り替えられるようにしました。HIDを取り付ける時は、HIDそのもののトラブルの時も考えて配線しないと後々困りますからね。

配線に自身の無い方は、信頼のおけるSHOPに依頼しましょう。




相変わらずの在庫不足中です。。。
今は、頂戴したオーダーを仕上げるので精一杯で、在庫にまで手が回ってません(汗)
一応、CBR400RRが二台入荷していますよ!

また、現在オーダーを頂いている皆様、急ピッチで仕上げていますのでもう少々お待ち下さいm(_ _)m
よろしくお願い致します。





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