先ほど、ドドシガ!の動画の編集を一応終わりました!
疲れたぁ〜〜〜!
でも、まだチェック/検証して、その後DVD用に再編集。
それをどうやってご参加の皆さんにお届けするか、DVD配布ならジャケットやケースはどうするのか、特典映像(まだナイショ)はどう処理しようか、とか、まだまだやることは一杯です。
でも今はとりあえずYouTubeへのUp処理をMacに任せて、このドドシガのことをちょっとづつ、思い返しながら書いてみようと思います。
このブログは特に、写真もなければ面白いことも書かないので、読んでいて退屈だと思います。また、思い出しながらの書きなぐりなので、時系列や細かな表現、やりとりは再現出来ていない可能性があります、すいません。
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2016年11月。ドドナイ全国大会、「ドドナガ@上田」が無事に終了しました。
ライブ翌日は上田と別所温泉の観光。
みんな思い思いに観光と休息を楽しみ、最後の昼食会で、このお話が出ました。
「今年は、いきなり『やろう!』ってことにしたので、参加出来る人が少なかったし、みんなの負担も大きかった。いっそ来年の事は、今、決めてしまおう!」
ドドナガのイベントは、あくまでも「自主発生的」にやろう、としています。
毎年「やる」と決めてやるのではなく、あくまでも「やりたい!」という気持ちがあることが大切で、そんな気持ちになってくれる人が、「今年もやりたい!」と言い出して来るまでは明確に開催を決定しないことになっています。
でもそれが、結局参加者の負担になっているのなら、いっそ決めてしまおう、となったわけです。
で、その場で色々意見が出たのですが。。。。
「来年は関西でやりたい!」
「海の見える所でやりたい!」
「BBQしたい!」
「野外よね!」
「京都の桜もいいよねー」
。。。。うーん、とぉ。どーすんのさ、そんな無茶な事を言って。。。
あまりの「非現実さ」に頭を抱えた私だったのですが。。。
「まぁ、それはあくまでも『希望』としてお聞きするとして、
じゃぁとりあえず、関西でやる?」という事でその場をまとめたわけです。
(その時点で実はもう、ライブハウス押さえに迄動き出した関西メンバーもいたとかいなかったとか。。。)
帰りの車中、首脳陣(笑)から色々ご意見が。
「やっぱり、雨のこととか考えると野外はまずいでしょ、ハコ押さえないと」
「あそことかどうだろ?」
「いや、京都でなら和音堂でないと!」
「いっそ神戸とか?」
「滋賀もええよ?」
。。。出るわ出るわ。さすが関西人。
1号車に遅れる事約2時間、2号車内ではそんなやりとりが繰り広げられてました。
1号車が雨を引き連れてくれたお陰で、運転と会話が出来たのです。ありがとう1号車の皆さん(笑)。
ひとまず関西に帰り着いて、一人で色々考えてみました。
その時、上田のレストランで出た皆さんのご意見を反芻してて。。。
頭の中に、「野外」という言葉がぐるぐると回っていたのです。
「春の桜のシーズンは場所を押さえるのが大変だし、お酒によるトラブルが出ても困るなぁ。。。」
「野外って、雨の時には中止になって、大赤字やんね。。。」
もう12月に入ろうとしていました。やるなら春、初夏。
いずれにせよ、梅雨の時期は野外でなくても避けたい。
準備期間を考えると、あまり時間はありません。
僕が知っている野外ステージは幾つかあります。
まず亀岡の運動公園野外ステージ。
場所は広くて良いのですが、ちょっとアクセスが悪い。
車でないと、行きにくいです。
そして栗東のロクハ公園野外ステージ。
ここは昔自主ライブをやった経験があるので、なんとなく使えそう。
でも、やっぱり電車でのアクセスが弱いな。。。
京都円山公園野音は?
あそこは普通には貸してくれないし、ダメ。
うーん。。。。と悩んだ時、30年前にやったライブの事を思い出しました。
「。。。。地元の、あの公園のあのステージなら、使えるかも。。。」
すぐさま自宅を出て、その公園に行きました。
電車でのアクセス、問題なし(京阪大津線駅から歩いて5分)。
公営施設なので、使用料もそんなには高くないはず。
問題の「雨」だけど、このステージには屋根がある。
少なくともステージ上は、そんなには濡れない!
それが今回のドドシガ@膳所城跡公園、の始まりだったのです。
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まずはレギュラーのドドナイメンバーに相談。
やはり、みんな「雨」を気にして乗り気ではない感じ。。
「とりあえず、一度現地を見てよ。多分なんとかなるし!」
長野/東京チームにも連絡。
「うーん、やっぱり雨が心配。。。会場も椅子ないし、どうするの?」
椅子かぁ。。。。最悪、自分たちで持ち込みって、ダメかなぁ。
グランドシートもアリだけど、長時間座ってるのは多分僕でもしんどいだろうなぁ。。。
その辺りの事を一人で考えるのに限界を感じ、急遽「ドドシガ実行委員会」を立ち上げました。
最初からのメンバーはうっちゃん、KinGさん、RATさん、そして僕の4人。
総合司会者としてのうっちゃん、なんでも出来る(と僕は思っている)KInGさん。そしてドラム担当のRATさんとは、ちょっとした「野外ライブ」に対する思い入れもありました。
昔、YAMAHAの大会について、
「あんなこと、やってみたいよね」と話し合ったこと。
彼が自分のドラムキットに預けて、実現できなかった思い出。
今回のステージ、彼のドラムキットを出す事も僕にとっては大事なことだったのです。
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まずは何をするにしても、PAのレンタルを探さねば、という事で頑張ってnet検索。
今回お世話になりました奈良県のHarts Musicさんに行き当たりました。
連絡を取ってみると、「直ぐにでも下見をしたいです」ととてもありがたいお言葉。
うっちゃんにも都合を合わせて貰って、12月に現地調査。
「うん、こんなところがあったんですね、近くに良く仕事で来るのですが、知らなかったですよ。良い場所じゃないですか」と、PAのHarts Music代表の宮平さんのコメント。
同行してくれたうっちゃんはこの場所2回目。(ちなみに前回来た時には某副快著さんの影響か、大雨。)
「横殴りの雨でなければ、大丈夫やんね、多分」
よし、やるか!
PA屋さんと仮契約して、本腰が入ったのは1月頭だったでしょうか?
もうあと4か月。仕事は山積みでした。
12月のドドクリで京都に来てくれたセキケンイチさんと一緒に、ノリさん、はるさんも一緒に会場と大津の街を下見し、遠方からのご来客に対するケアがどの位出来るかも考慮し始めました。
ここで「宿泊施設」の問題が浮上。
会場近辺には、徒歩で移動できるホテル/旅館がありません。
最低でも電車に揺られて10分は移動しないといけない。
機材も持って、疲れた帰り道でそれが出来るのだろうか?
打ち上げはどうするんだ?
だいたい野外でライブするなら、日が落ちる前に完全撤収しないといけない、となると、6時間ライブするとして、開演が12:00より前?
そんなの、長野/東京の人、来れるの?いくら頭悪いとはいえ。。。。
色々困っているところで、地元のレストランで食事してました。
日頃からお世話になっている、ある意味僕の隠れ家みたいな所。
そこのオーナーさんとお話ししてて、
「実は、2017年の5月に膳所公園でイベント打つ事になったんですけどね。。。」
とお話しした所、
「keiさん、そんな事だったら、できる事があったら協力しますよ!」と仰ってくださいました。
その際に持っていたアイデアのひとつが、「自治会館の宿泊利用」
だったのですが、それについても「良い(いける)と思いますよ、なんだったら僕からも話できると思いますし」と、ありがたいお話が。
おまけに彼の人脈を使わせていただく事で、今回の問題点がいくつか解決する方向が見えてきたのです。
自治会館の利用について、自治会に問い合わせをした所、「前例がないなぁ。。。」と、理事会の議題にかかることに。
期待と不安で時間を過ごしましたが、なんとOKのお返事。これまたとても有難い事でした。これで、前日、当日、翌日の三日間の宿泊場所問題が解決。
それをきっかけに、地元の方々との個人的な交流も増え、今までよりもちょっとだけ、より「地元民」としてこの町に根付けた気持ちが生まれました。
それ以来、より地元に貢献出来る様、意識が変わりましたね。
そして、あくまでも「結果的に」ではあったのですが、自治会館を丸3日押さえた事で、最悪の雨となっても、自治会館ホールでの開催も視野に入れる事が出来たのも大きかったです。
(念のため、自治会には「大雨の場合、ここでやっても良いですか?」という申し送りはしました。「うーん、ええのんとちゃうかなぁ?」「でも、ドラムとか結構音デカイですけど、大丈夫でしょうか?」「この辺の人は娯楽に飢えてるから(笑)、見に来はるんとちゃう?」。。。うーん、良いのか(^-^;;;))
「開催中止」がなくなった、これだけでも気持ちに余裕が出来ました。
さて、外堀から埋め始めたこの企画、それと並行して、大津市との公園利用許可申請、という壁がありました。
何かしらの団体や企業、NPOなどが利用するのは問題が少ないのでしょうが、個人が、しかも「音楽」のイベントを打つにあたっては、最初、かなり渋い顔をされました。。。。
「音量やジャンルはどのくらいですか?他の利用の方々、地元の住人さんに文句言われませんか?警備はどうされますか?駐車場に車が集まるのであれば、どの位でしょうか?公園利用者用枠には限界があって、路上駐車や近隣の店舗への駐車が見受けられると問題になるのですが。。。」などなど。
かつてやはり個人のグループが利用した時、そのような問題が多々出たようで、その辺の処理も考えなければならない。音量やシャンルの制限は出来ても、特に駐車場の問題。。。出来るだけ車で来ないで、って言っても、多分来るよなぁ。。。。それを上手く制限したとしても、最低限は必要になるしなぁ。。。
その辺りを大津市と話し合い、なんとか開催出来る状況まで持って行って、地元交番/大津署、地元消防団(万が一怪我人や病人が出た時の対処)、そして地元商店街への通達/報告、と話を進めていったのでした。
そんな中で、地元商店街さんからは「協力するよ!」と御返事を頂き、懸案であった長椅子をお借りすること、そして駐車場も膳所支所の支所長さんにお話を通して頂き、別枠をお借りすることに成功!公園駐車場も利用時間を延長して貰う事になり、各種問題が大きく改善することになりました(これも先のレストランオーナー氏の存在が大きかったです)。
開催が近づくにつれて、地元の皆さんからは
「どんな事しはるの?見に行ってもええのん?回覧板でお知らせとかないの?」
などなど、お問い合わせもいただく様になってきました。
また、お友達と話をしていた際、地元CATVさんにお話を通して頂き、当日のイベントを取材して頂ける事にもなりました。
どんどん、おはなしが大きくなってきます。
それに比例してのプレッシャーも、また大きくなってきました。
一番の懸念は、やはりお天気。
これは正確なデータではないのですが、個人的感覚として、春先の天気周期の問題がありました。
今年に入って3月位から、毎週末の天気が不安定だったのです。
春先の天気は、僕の感覚として一週間ごとに変わります。
7日周期ってやつです。
このまま行くと、土曜日は雨の可能性が高い。
雨、酷ければ中止もありえます。
みなさんから頂いた参加費、キャンセルになっても支払いは残るので、お返し出来ません。
「キャンセルが出た場合、せめてものお返しに。。。」
と、普段からお世話になっているじゃにすまっちゃんさんに、記念品を作って頂く事にもしました。最悪、『まぼろしのドドシガ』となっても良い(ことはないのだけど)事に出来る状態に。
当日のケータリング(食事)の問題も解決しておかなければならない問題でした。
会場近くにスーパー、コンビニ、マクドナルドなどはあるものの、イベントの性質上、あまりフラフラと会場の外に出て頂くと問題になりかねない(出演の急な変更もありえました)ので、お弁当の手配も必要でした。
これも、地元商店街さんの中に良いお店があったので(何度か自分でも食べてて、美味しいお弁当だったのです)、そちらとお取引することに。それd目お不安だったので、プレ企画のお花見を企画し、そこで試食会も実行しました。
この「お花見」の時も土曜日開催だったのですが、朝から大雨!
簡易タープを作成し、荷物などの避難場所を作りました
(あとでKinGさんに言われましたが、「よいゲネプロになりましたよね」と。確かに、あの経験がなかったら本番を躊躇したかも知れませんね)
試食会で出た問題を鑑み、内容を精査。そして当日に向けての名札の作成方法やデザインもぴんくちゃんが協力してくれる事になり、救護班のノリさん、受付/庶務のぴんくちゃん、同じく庶務とVTR撮影に武田さん、とスタッフも増えました。
桜の季節になって、いよいよ本番が近くなってきて。
そうなってくると、また色んな事が気になってきます。
「一般の人も来はるのに、『誰が誰かわからん』のはやっぱりまずいんとちゃう?」
「『めくり』みたいなもんがあったらエエのに」
という意見が出て、めくり作成。僕はめくり台を自作、めくり本文はりっちぃさん、ようこさんにお任せしました(ゴメンなさい)。
そうなってくると、やはりパンフレットは必要だよね。。。
と思い立って、作成開始。先行していたHome Page、Facebook Pageも公開し、一般の観覧者のための配慮を開始しました。
「。。。一般の方が来られるのであれば、何か目玉、というか、フレンドリーに接する機会を作れるアイテムも欲しいな。。。」と、大津市のゆるキャラ「おおつ光ルくん」の出演を要請、同時にパンフレットに掲載するイメージの申請のため、またまた大津市と連絡。
「せっかく皆さん、滋賀まで来てくれるのだから、より楽しんで頂くにはどうしたら良いのだろうか。。。」
と思っている矢先に、キリンビールから「滋賀絞り」発売開始、で、早速購入(笑)<当日車で飲めない方々にも、お土産として確保しました。
さて、準備出来る事は大分やった、はず。。。。
先発組が大津入りを始めました。。。
でも、お天気が。。。。
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ってなところで今日の日記はここまで。
長い文章、すいませんでした。全部読んだなら、あなたはエラい!
(ここまでで6000文字。ブログじゃないね、もうw)