理想の結婚相手とは? | 子育て奮闘記 in ハワイ

子育て奮闘記 in ハワイ

長い婚活生活もやっと終了!
2011月1月に入籍しました~♪
現在はハワイ、オアフ島にて女の子を子育て中。


みなさん、お元気でしょうか?
冬休みで学校が無い筈なのに、何故か
ブログをサボリがちな、もみじ32歳でございます。

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さて・・・
「新しい出会の開拓で多忙を極めて
ブログを書く暇さえなかったのか!?
っと言うと、
そんな素晴しい展開があった訳ではなく
ただ単に、私の両親がハワイに遊びに来ていたのでした。

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だから色々と忙しかったのよぉ~ ucyu







さて、突然ですが・・・(本当に突然だなっ↓↓↓)
私の両親は非常に仲が良いlove



典型的なかかあ天下の家庭なのだが
自由奔放に振舞っている母親はもちろんの事
尻にひかれっぱなしに見える父親もまんざらでもない様子。

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我が家では、私が幼い頃から
コタツでの父の隣は母の席と決まっていた。

他の人が父の隣に座っていると
母親が無理やり大きい尻をねじ込んで来る(笑)



「助手席はお母さんの指定席♪子供は座る権利はないよっ!」
っと車の助手席だって絶対に譲らない!

子供の前でも平気で接吻する。
(もちろん、濃厚なラブシーンはやらないけどさっ)

私や弟が「子供の前でキスするなっ!」っと抗議しても
「だって愛し合ってるんだもんねぇ~」っと反抗してくる低落。
(もう、最近では見てみぬフリをする家族です)笑

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余談だが.......
物心付いた時から両親がこんな感じ↑だったので
私は「どこの家も、そんな風なんだろうなぁ~」っと幼い頃に思っていた。


つまり子供の前でのろけたり、キスをするのが
ごく普通の「家庭」であり「両親」なのだと思っていたのだ。


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もちろん、世の中に「夫婦喧嘩」「離婚」
っと言う出来事があるのは、当時の私でも知っていたが
それは、ドラマや映画の中での特別な話
普通の家は、みんなこんな感じなんだろうなぁ~
っと、まぁ、漠然とそう思っていたんですなっ。



が、しかし



小学生だった私がクラスメイトの前で
「昨夜、お父さんとお母さんがキスしてた時にさぁ~」
等と、当時の私からすれば、ありふれた日常の話をした時の事。



私の発言を聞いたクラスメイトは
「えぇ~!もみじちゃんのお父さんとお母さんってキスするの!?
気持ち悪ぅ~い。普通、そんな事しないよねぇ~。キャー!!!」

などと言いながら、その場に居た全員がザザァ~っと引いた。
(↑君達が知らないだけで、実は隠れてしているのだよ。フフッ)



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クラスメイトの反応を見た私は幼心にショックを受けた(笑)
「えぇ~?家のお父さんとお母さんは普通じゃないの?
ちょっと変わってるんだ。変な人達なのかもしれない。」

っと思い、それ以来、しばらく両親の行動を話すのを控えた。
(有る意味トラウマ?)笑 ?



みなさんのご両親は目の前でキスしました?
(↑素朴な疑問) ?






話は反れたが(私っていつも話がそれるのよねぇ~)
そんな感じなので、私は両親が喧嘩をしたのを見た事が無い

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数年前にフッと
「もしや、私が知らないだけで
子供の見ていない所でこっそりと喧嘩をしていたのかも?
いくら仲が良いと言っても、長い夫婦生活を過ごして来たのだ。
多少の意見の食い違いもあっただろう。いや、あったに違いないっ!」

っと唐突に思い思い切って電話で母親に
「ねぇ、お父さんとお母さんってさぁ~、喧嘩とかした事あるの?
私は見た覚えが無いんだけどさぁ~、きっと隠れてしていたんじゃない?
もう私も大人だからさ、夫婦の感情も理解できるよ。本当の事を教えてよ。」

っと聞いてみた。



が、しかし



「は?喧嘩?何の理由で喧嘩になるの?
私の覚えている限りでは、喧嘩した覚えはないね。」

っとキッパリと否定された。

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娘の私としては、
『子供たちを気遣って、隠れて喧嘩をする両親。』
『普段は呑気そうに見える2人だが、人生には山あり谷あり。
色々な苦難を乗り越えて、そして今があるのだ。』

っと言うような、なにやら深みのようなモノが
私の両親の歴史にもあったと期待したのだが・・・

そんなモノは皆無だった。

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奴らは呑気にのほほんと人生を過ごして来たらしい。



有る意味ホッとしたと言うか、ガッカリしたと言うか・・・
両親に「秘められた奥深さ」を期待した
娘の私の立場としては複雑だ(笑)

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さて・・・前置きが長くなったが
(え?今まで前置きだったのか?)そんな両親の元で育った私。



思春期の頃は、そんな両親を見て
『かかあ天下ってどうよ?
私は亭主関白タイプの男性を見つけて
白いエプロンで毎日おいしい料理を作るような
可愛い奥さんになるわっ!えぇ、なってみせますとも!』

っと言う感じで、両親とは全く違うタイプの結婚に憧れていた。



そう思った特別な根拠は無かったと思うのだが
当時は尻にひかれっぱなしの父親がかっちょ悪く見えた
「この家の法律は私よっ!」と言わんばかりに仕切る母親もどうよ?
っと思っていたのかもしれない(うろ覚え)。

ま、思春期特有の反発心だったのかもねっ(笑)

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が、しかし



20代に入る頃から
自分の中にある「母親に似ている自分」が露出し始めた。

DNAに「かかあ天下体質」が組み込まれているのでは?
っと思われる要素を自分の中に感じるようになってきたのだ。

ucyu oh my god!




そして、選んでいるつもりは更々無いのだが
選ぶ男は全て父親タイプの男

いや、別にファザコン
「私、お父さんのような人と結婚したい♪」
っと常日頃から思っている訳ではないのだが、
自然と似た性質を持つ男性を選んでいる自分に気がつく。



そして、将来はかかあ天下になり
旦那をお尻の下にひきガッハッハッと笑う自分が見えてくるのだ。



こ、怖い!

itoningen3そんな自分が本気で怖いわっ






みなさんは、自分の母親の中に
否定してもしきれない、自分との共通点を見てしまうことありませんか?

?










さて、先日のことである。
ハワイ滞在中の両親との食事に,私の友人数人を誘った。

母親には、世間話として、友人の話をよくするし
友人にも「両親の面白ネタ」をよく披露しているので
友人も両親も互いに「初対面と言う気がしない」と口を揃えて言う。
(私の毎日の努力のたまものだ♪)←はぁ~??



両親の話を友人に話すと言っても、
くだらなさ100%の話ばかりだ。

今まで、あまりのくだらなさにここでは書いてはいないが
ある日、父と並んで座りテレビを見ていると
すざまじい破壊力のおなら音が響いた(笑)

あまりの振動「むむ?コレは近いなっ」と踏んだ私は
すぐ隣に居た父親のおならだと思い、父をキッとにらんだ。

反対に父は私のおならだと思い、私を驚いた顔で見た。



2人でしばし見詰め合って
「お前、今、おならしたな!?」
っと無言のメッセージのやり取りをしたのだが・・・



「ふっふっふ。騙されたね。」
っと得意満面の笑みを浮かべた母親が少し離れた場所に居た。

震源地は近いなっと思われた大きさのおならの響きだったが
じつは私達の予想を上回る規模のおならをしたのはだったのだ!

でっかい屁をこいておいて、得意満面ってどうよ?




・・・っと言うような、
まぁ、その手の究極にくだらない思い出話だ(笑)。
(本当にくだらねぇ~)

ucyu



さて、私の両親と友人を含めての食事は楽しく進んだ。

普段、尻にひかれっぱなしの父親も
少ないながらも、幾つかの天然ボケをかまし
私の友人の期待に(有る意味)答えている(笑)。



散々お喋りと会話を楽しんだ私達はレストランを後にした。  ucyu





翌日、夕飯のお礼の電話が
友人のかおりちゃん(仮名)から入った。

一通りの話を終えた後、かおりちゃんがポツリと言った。
「今回、もみじのお父さんに直接会って
もみじが何で、結婚が出来ないかが分かったよ。」




はい??

これは聞き捨てなら無いわっ!
私が結婚できない原因を見つけたのなら教えて欲しい!




そこで・・・「え?何で?」っと聞くと
「だって、もみじはお父さんのような人と結婚したいんでしょ?」っとかおりちゃん。



はい?



私は断じて父のような人と結婚がしたい訳じゃない

自分のDNA育ってきた環境からみると
父のようなタイプの男性との方が上手く行くのでは?
っとボンヤリとは思っているが、父が理想の男性と言う事ではない!



つまり、カテゴリーで分けると
私が選ぶ旦那のタイプは父と同じ種と言える。
でも、父が最高峰の男性とは思っていない。
(それじゃあ、夢が無さ過ぎるってもんだ。)

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極端な話
最低でもケンちゃん(←父の仮名)笑
っと言うのが正直なところである!

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その辺の事をかおりちゃんに告げると
「じゃあ、余計に結婚は難しいよっ!」
っとキッパリと切られた(バッサリ)

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「何で?何で?」
っと納得が行かない私が詰め寄ると



「あんたねぇ~、ケンちゃんは(彼女も父をケン呼ばわり)笑
大人しくて、世の中に沢山居そうなタイプに見えるけれど
実は、あ~言うタイプの男は中々居ないんだよっ!
奥さんに好きな事をさせて、それでも笑っていられるって
有る意味、もの凄く懐の深い男なんだよっ!」
っと言い切った。



ん??



家の父は懐が深かったのか?
いや、私は単に自己主張がないだけかと・・・
長いもの(母)には巻かれろと言う主義なのだ(笑)。



実際に父は
「お母さんに任せておけば間違いないからな。
かかあ天下は楽で良いぞぉ~。へっへっへ。」

っと笑って弟にかかあ天下の良さを話していた。
(そして、うっかり弟は母タイプの嫁を貰った)爆



私の父の場合、懐が深い男と言うよりも
呑気な男、プライドが殆ど見当たらない男なのでは?

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そこで
「いや、かおりちゃんは買いかぶりすぎだよ。
家の父の場合はさ、楽に流されて生きる主義ってだけで
あまり向上心やこだわりがないタイプだってだけだよ。」

っと謙遜ではなく、正直な気持ちを告げた。



が、しかし



「もみじ、アンタ、何も分かっちゃ居ないね。
こだわりを捨てて妻に好き勝手をさせる事が出来るって言うのが
本当の意味で懐の深い、大きな、大きな男って事なんだよ。
そう言った意味では、ケンちゃんのような男は巷には居ないよ。」

っとまたまたケンちゃんを過剰評価

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いや・・・プライドを捨てたというよりは
最初からプライドを殆ど持ち合わせていないだけなんだけどなぁ~

っと思ったのだが、これ以上言っても反論されるとみた私は
「うぅ~ん、そうかな?」っと濁した。



が、しかし



ヒートアップしたかおりちゃんは
「ケンちゃんのような男を捜そうと思ったら大変だよ。」
っとまだ続ける(笑)
↑だから、最低でもケンちゃんなんだってば!

ucyu



「でもね、父は元々こだわりがないタイプなんだよ。
例えば、大豪邸に住んで外車を沢山所有する暮らしをしても
風呂なしのボロアパートで猫と2人暮らしをしていても
同じ質で『あぁ、俺って幸せだなぁ~』って思う男なのっ!
とにかく、ビールとつまみ少々、後はテレビでもあれば
その他のことはどうでも良いんだよ。

悪人じゃないかも知れないけれど、呑気者なんだよ。
それ以上でもそれ以下でもないよ。┐( ̄ヘ ̄)┌」

っと駄目押し!!!
↑私もここまで父を馬鹿にして良いの?ま、良いか(笑)



私の父は、妻に好き勝手をさせているのではない。
元々「このようにしたい!」っと言う強い主張が無いのだ。

だから、彼は日々の生活で我慢をして妻に合わせているのではない。
増してや、広い心で妻を受け入れて微笑んでいるのでもない。
ただ、あるがままの状態に居る。それがケン(父)だ。



唯一こだわりがあると言えば
日曜日は風呂に入らないと言う1点。
(本人曰く、日曜なんだから風呂も休みだと言う事だが、訳分からん。)




「ま、もみじが何と言おうと
ケンちゃんタイプの旦那を探そうと思ったら婚期は遅れるね。」

っとかおりちゃんはしつこく食い下がり、電話を終えた。
↑しかも、キッパリとねっ(笑)



ふぅ~。
何だか良く分からないが、
かおりちゃんの中で父の株が急浮上しているらしい。ucyu



私は、特に理想が高いと言う訳ではない。
お金持ちじゃなきゃ嫌だとか、ハンサムじゃなきゃダメだとは言わない。
最低でもケンちゃん(父)レベルの男で手を打とうと言っているのだ。



ちなみに私の父は
特に我がままを言う訳でもないし
暴力どころか、声を荒げて感情をぶつける事もない。

借金を作って家族に迷惑をかけることもないし
あの低落じゃ、浮気も無さそうだ(多分)。

酒は飲むが、酔いつぶれる事はない。
まぁ、無難な男と言える。

リスクは少ないだろう(笑)

ucyu



が、しかし



妻のお尻に数十年ひかれっぱなし。
大金を稼いでくる事もなければ、気も利かない。

記念日などに素敵なレストランに連れて行くとか
妻が感激しちゃうような宝石をプレゼントする事もない。

(一度、香港辺りで騙され、偽者の宝石を買って母に怒られた過去は有るが・・・)



おやじギャグをこよなく愛し
生活や金儲けに役に立たない雑学を沢山もつ男。

いつも母が企画し、手続きをした旅行について来る。
旅行中の予定も全て母まかせになる(つまり買い物)
旅行中、彼が唯一気を配るのは自分が飲むためのビールの確保。




それが私の父、ケン(仮名)なのだ。
↑掛け値なしのありのまま!これ以上でもこれ以下でもない!(キッパリ)

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ふむむぅ~



このレベルの男を見つけるのは本当に至難の業なのか!?
そうだとしたら、私の未来は暗いなぁ~・・・( ̄ー ̄;

ucyu






父親と似たタイプの男性を選ぶ。
この行為は、自分が育ってきた環境に近いものを手に入れられるので
馴染み深いと言うか、生活の想像がつくような気がする。
(ケンの扱いだったら私にも出来そうだ)笑

でも、その反面、夢が無いような気もするのぉ~。


しかも!そう言う嗜好が婚期を遅らせる原因にもなると?

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