春休みも残りあと少し。
もうすぐ新学期を迎えますね。



春休み中盤は
月に一度やってくる
一人暮らしの時間でした。

今や私にとって
貴重な時間となっています。


今回は少し長い期間だったので

一人旅に出て
高山にある美術館に行きたいな…


そんな風に考えていたのですが…


春分辺りから
風邪をひいたり
色々と春のデトックスの
期間となりまして
身体が思うようにならず
高山まで行ける元気がなく…


予定を変更して
多治見市の
セラミックパークで開催されている
アールヌーボー装飾磁器の展覧会へ
行って来ました。


代表的なものには
マイセンやロイヤルコペンハーゲン
エミールガレなどなど


誰もが一度は
耳にした事がある有名なもの。




展示されている磁器は
今から100年以上前のもの。

にもかかわらず

全く色褪せた感じや
古さを全く感じない


艶やかで
優雅で気品あふれる
美しさに心魅かれました。


美術に詳しくない私ですが


ただただ
美しい曲線や
優しい色の風合い
動植物や昆虫のモチーフに
見入っておりました。


柔らかで清楚な
女性的な印象が素敵でした。



以前
ちらっとだけですが
ティーカップとソーサーを
集めていた時期があり


こういった
磁器や陶器などを見ると

とても愉しくなって来ます


好きだなぁって思います



昔は流行っているものに
惹かれる傾向だった私ですが


今は
直感やインスピレーションなど


ビビビッと
自分の心に響いたものを
選ぶ様になりました。


よく言われる事ですが

自分の生活の中に在るものは
値段が基準ではなく
自分の好きな気持ちや
気に入った基準で選ぶ事で


慈しみの心から
意識していなくても
大事に大事に使いますし


それらがある事で自然と
日々丁寧に暮らす
気持ちになったりして


自分のことも
自然と大事にする様になります。

それが家族や周りの人たちへと広がり
やがて地球や宇宙にも
拡がって行くのです。



忙しく
収入重視の生活の中では
合理的に暮す事を
無意識の内に選択しがちです。


大量生産大量消費
使い捨ての生活は合理的で
便利な部分もありますが


その生活や社会を過ごした事で
私達は大きな代償を
受けている様に感じます。



美術や芸術や文化の中には
そういった大事な事を
思い起こさせてくれる何かが
伝わってくる様で

近頃は興味が深くなって来ました。

また
時間を見つけては
美術や芸術に触れたいと思います。