進化とは絶え間ない成長です。
成長は永遠に続くものであり、しかもみんなが同時に同じ段階に到達するとは限りません。
一人一人が、自分の魂の宿命を自分で成就しなければなりません。
それまでに手にした理解力と、直面する困難を通じて、その人独自の教訓を学んでいかねばなりません。
それを自分でしなければならないのです。
他人からいくら知恵の援助を受けることが出来ても、魂の成長と開発と発達は、あくまで当人が自分の力で成就しなければならない、個人的問題です。
真理は永遠不滅です。
しかも無限の側面があります。
なのに人間は自分が手にした一側面を真理の全てと思い込みます。
そこから誤りが始まります。
全てではありません。
進化するにつれて理解力が増し、他の側面を受け入れる用意が出来るのです。
生命活動とは絶え間ない開発のことです。
真理の探求は無限に続きます。
あなた方人間は地上で、私たち霊は霊界で、真理の道を歩む巡礼の仲間であり、他の人より少し先を歩んでいる人もいますが、究極のゴールにたどり着いた人は一人もいません。
不完全さが減少するにつれて霊的資質が増し、当然の結果として、それまでに手にすることの出来なかった、高度な真理を受け入れられるようになります。
人類の全てが一様に従うべき一つのパターンはありません。
神の顕現が無限だからこそ、神の真理に近づく道もまた、無限のバリエーションがあるのです。