再び高Ca血症 | 乳癌と戦う妻。夫にできること、そして闘病の現実。

乳癌と戦う妻。夫にできること、そして闘病の現実。

 癌の治療,治癒として、私たち夫婦、家族が行っていること
 闘病生活の中で感じた医療や健康に関する疑問や不安
 癌の闘病生活とはどんなものなのか
 夫からの視点でお話していきます。
 何かお役になれば幸いです。

【2015年1月上旬の状況】


こんにちは。アキーゴです。


クリスマスのディズニー旅行を終えて、家庭内はひと段落の雰囲気でした。


妻はディズニーに行けたことがうれしくてうれしくて、泣いてばかりでした。(うれし泣きは体にいいのかなぁ?)


一方、体の症状はというと、あまり芳しくありませんでした。腰、背中の痛みがとれませんでした。


そして、1月2日の夕方、『どうも腕にしびれるような感じがくる。10月末に近い感じ。』ということで、病院へ駆け込みました。


休日の急患ということで、主治医ではありませんでしたが、診断の結果は『まぁ~、様子を見ましょう。痛み止めと吐き気止めの薬をちょっと変えますか。』でした。


ところが、念のためと実施した血液検査で、Ca濃度が急増していることが分かりました。しかもCa濃度の値は10月末の入院時よりも高い値でした。

(゜д゜;)


その結果をみて、お医者さんは『ごめん、入院しましょう。これでは帰宅は無理です。』との回答に変わりました。


痛み止めを常用しているので、紛れていたので、10月よりは容態が良かったのだと思います。私自身は早めに気付いてよかったと思いましたが、妻はまた一人、入院するのが寂しく辛いので、意気消沈でした。


『お正月なのに、一人。。。 血液検査なんてしなければ帰れたのに。』妻の率直な言葉でした。


自分としては『早く見つかってよかったじゃないか。その分、早く帰れるよ!』しか言えませんでした。しょうがないです。


このように、Ca濃度をさげるために、正月2日から7日まで入院生活となりました。



以前も書きましたが、骨に癌が転移している人は高Ca血症になりやすいそうです。


高Ca血症で出る症状としては、食欲不振,倦怠感,口渇,多尿,便秘,脱力などで,ひどくなると悪心・嘔吐,脱水,眠気,意識障害になってくるそうです。


骨に転移されている方は、ちょっといつもと違うなと感じたら、疑ってみてください。早く見つかれば早く治ります。妻は2回とも点滴だけの治療です。(尿からCaを流す治療です)


是非、お気をつけてください。



最後まで、お読み頂きありがとうございました。