人気記事(本店サイトに掲載)
こんな作り方の、ジントニックは飲んではダメです。
●誤解のないように、最初に、申し上げておきます。
コンテストなどに参加されているバーテンダーの方が、使えないというわけではありません。
その技術や知識は、素晴らしい方々が、大勢、いらっしゃいます。
●今回のテーマは、そのカクテルレシピについて。
カクテルレシピ通りでは、美味しくできない理由は、過去にも、何度かお話しました。
このブログの、どこかに、何度も、書いています。
興味のある方、探してみて下さい。
●さて、カクテル初心者の方は、コンテストなどのカクテルレシピは、素晴らしく美味しいはず!と、思われる事でしょう。
でも、実際に、そのカクテルレシピ通りでは、いまひとつです。
理由は、さまざまな事があります。
●まず、プロの腕前と、初心者の腕前では、同じ分量で作っても、差があります。
カクテルレシピも、細かい分量指定は、していません。
例えば、15ml弱=12~13mlとか、細かい設定です。
●さらに、特に、考えて頂きたい点が、あります。
それは、コンテストにあわせて、作成してある!というところ。
●プロは、臨機応変に対応します。
コンテストで創るカクテルは、いわば「作品」
でも、実際に、営業しているバーで提供するのは、「商品」
「作品」と「商品」は、根本的に違います。
●当然、プロは、「作品」として仕上げたカクテルを、バーで提供するときには、アレンジします。
しかも、そのアレンジは、自分の腕前ならではの部分と、お客様個別の対応を考慮しています。
ですから、美味しくなって当然。
コンテストで披露したカクテルレシピそのままで、初心者に、美味しいカクテルは、ちょっと、難しいでしょう。
●ですから、コンテストなどで、披露してあるカクテルレシピが美味しくないからといって、そのバーテンダーの器量を判断するのは、早計というものなのです。
本当の器量を見抜く目が、必要ですね。
老舗BARのバーテンダー講座
(PC専用)
老舗BARのバー開業講座
(スマホ対応)
57年続き、自社ビルを建て、
NHK放映、全国紙掲載の老舗バー。
全20巻の、DVD&CD教材で秘伝を伝授。