これは既にご存知の方もとても多いと思いますが、5年ほど前に知ったものが、また舞い込んできたので、書き記してメモおきます。



日本の文明研究家であった故村山節(むらやま みさお)氏。彼が発見した法則をベースに、林英臣氏をはじめとする研究者によって、「文明法則史学 」としてさらに研究されるようになりました。


また、村山氏の発見したこの法則に大変感銘を受けた一人に松下幸之助さんがおられます。このことが「松下政経塾 」を創設する大きなきっかけになったのは、あまりにも有名な話です。


では、多くの人に感銘を与えたその法則とは、どんなものでしょうか。


 東洋文明と西洋文明は、入れ替わりながら時代をリードしてきた。
 その周期はちょうど800年。

 この800年周期は、非常に正確で、過去に一度の例外もなく、

 規則正しく繰り返されてきた。


ちょうど天才について調べておられた頃、散歩中に「歴史は直線の分析より始まる」という天の声天使を聞き、早速家の長い廊下に紙をつなぎ合わせた10mの年表を作って、そこに1年1cmの正確な座標をとって、様々な歴史上の出来事を色分けしながら書き込みはじめました。そして、ある日自らが作成した年表を見てハッとされます。


         800年ごとに文明が崩壊している。

           しかも東西交互に!目


これをきっかけに、人類の歴史に地球の四季に酷似した周期性を発見。自然には春夏秋冬が繰り返されるとともに、北半球が夏の時には、南半球は冬といったように、規則性を見出されました。


      <東洋>           <西洋>

    春の時代・・・400年間     秋の時代・・・400年間

        ↓                   ↓

    夏の時代・・・400年間     冬の時代・・・400年間

        ↓                   ↓

    秋の時代・・・400年間     春の時代・・・400年間

        ↓                   ↓

    冬の時代・・・400年間     夏の時代・・・400年間

        ↓                   ↓

    春の時代・・・400年間     秋の時代・・・400年間


  これまでの大きな文明を見ていくと、一つの大きな文明が破綻

  する時は、全部没落。 

  政治の仕組み、経済の仕組み、国家そのもの・・・。

  文明が発達をして没落をし、また同じ文明は達はしていない。


  だから、今までの考え方や仕組みにしがみついているものは

  同じく没落する


  そして、新しい文明が立ち上がる時には、従来にない、まるっき

  りまっさらな考えが出てくる。



そして、皆さんがもっとも気になる、現在私達はどこに位置するのか。


       <東洋>           <西洋>

    春の時代・・・400年間     秋の時代・・・400年間



  2000年を機に東洋が次の800年をリードしていく時代周期


う、だからもうとっくに春の時代に突入しているのです。

「春黄色い花」感じないよ~という方もおられるかもしれません。

それは仕方ありません。だって、800年の最初の8年目ですから、今はまだ前の冬の余韻が残る苦しい転換期の時なんです。


転換期におけるタイムラグが50年あるため、2050年には東洋の繁栄の時代へと移行すると考えられているそうです。


私達日本人は、この転換期にどのような使命をもって過ごすべきなのでしょうか。