今日は外出中に何故か免疫力やリンパにまつわる話がでてきたので、入門レベルですが一応解剖学を学んだ者としては非常に興味深い話なので、ちょっと復習してみたいと思います。



解剖学を勉強したことがない人でも、免疫力について非常に分かりやすくかかれた日本語の本があります。免疫学の世界的権威安保徹先生と、僧侶で成功哲学を説かれている無能唱元さんの対談本「免疫学問答-心とからだをつなぐ「原因療法」のすすめ」で確認しながら、勉強しまーすpencil*



免疫学問答―心とからだをつなぐ「原因療法」のすすめ/安保 徹

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「自律神経」

字のごとく人間の命令や指揮では動いてなくて、例えば心臓や肺などのように自らを律し支配して働いているものです。それが2種類に分けられます。



  交感神経(えさ取り神経)

   やる気の神経で、能動的、昼間、戦争を意味し、活気に満ちる

  副交感神経(消化吸収の神経)

   ゆったりお休みの神経で、受動的、夜、平和を意味し、静寂の

   気に満ちる




「白血球」

免疫力を発揮する幻の軍隊で、顆粒球とリンパ球の2種類で95%が占められ、残りは単球で、この3者で免疫を担当している。



  顆粒球

   身体に炎症が起きると、顆粒球が増加し、体内に侵入した細胞や

   死んだ細胞を食べて分解し、身体を守る

  リンパ球

   細菌などよりずっと小さなウィルス狙いで、リンパ圏内に侵入してきた

   病原体に対して抵抗軍を結成 ← これが「抗体」




面白いのが、人間がそれほどまだ進化してなかった時は、この2種類の白血球はまだ2つに分かれてなかったそうで、マクロファージという白血球の基本細胞だったそうです。近頃は、染色体を3本持つ子供達も生まれ始めたと聞きますし、人間の身体って本当に不思議ですよね。




で、話を元に戻して、私達の身体を守る白血球顆粒球」と「リンパ球」は、自律神経の「交感神経」と「副交感神経」とそれぞれリンクしているんです。要するに、顆粒球交感神経からの支配を受けて活性化し、リンパ球副交感神経からの命令を受け止めています。



もちろん人間ですから、身体にも色々個性があり、肋骨の本数が人と違うなど本当に色々あります。だから、ある一定の型にあてはめることは不可能ですが、安保徹先生は、人間には「顆粒球人間」と「リンパ球人間」があり、これは1人の人間も時と場合によって、「顆粒球人間」になったり「リンパ球人間」になったりと、生命はいつもリズミカルに動いていると説明されています。


    例えば、仕事一辺倒の頑張り屋が、家庭もかえりみず働き、

    知らないうちにストレスで病気になる。これは顆粒球人間。

    後に、家庭崩壊で深く反省し、家族への愛に目覚め、リンパ

    球人間になり、結果免疫力は高まり病気を免れたなど。




 アクアマリン人間の免疫力の退化の原因

  バランスの偏り。顆粒球あるいはリンパ球のいずれかに

  偏向してしまうことが危険。




 タンザナイトバランスの偏りを是正する方法

  単なる技術的な治療だけでなく、心の問題、

  つまり人間的な生き方を模索することが必要。