私は基本的に涙もろく、映画とか見てても主人公の気持ちとかを感じ取って涙がホロリなんてよくあるんです。でも、本を読んで泣いたのはあまり記憶にないんですが(ボケはじめて忘れてるのかもしれませんショック!)、今日「十二番目の天使」(オグ・マンディーノ著)という本を読んで、気がつくとストーリーに吸い込まれるようにハマってしまい最後は大泣きこども女の子。ちなみに訳者や奥様そして編集者の方々も涙されたそうです。感受性が強いのは私だけではなかったようで・・・(*^.^*) 涙もろい方は、一人っきりのスペースを確保してお読みになってくださーい音譜


主人公は成功の喜びから一瞬にして家族を失いどん底まで突き落とされるのですが、後に彼がそこから立ち直って自分の人生と向き合えるようになったのは、ある少年のお陰でした。

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その少年は、老人のドクターから教わった2つのアファメーションを使い、自己暗示をすっかり自分のものにし、自分の心を常に前向きな状態に保ちながら希望を持って生きる姿で、どんどん周囲の人々に良い影響を与えていきます。


その2つのアファメーションがこれ!

前者はフランスの心理療法学者クーエが、そして後者はウィンストン・チャーチルが実際に言った言葉です。


 「毎日、毎日、あらゆる面で、自分はどんどん良くなっている!」


 「絶対、絶対、絶対、絶対、絶対、絶対、あきらめるな!」


この言葉を少年に教えたドクターは、アファメーションをこう捉えています。

  

もともと我々人間は、常に自分自身に何らかのことを話しかけている。

そうやって知らない間に自分自身に何かをインプットしているのだから、

それなら前向きな言葉やアイデアをインプットした方がいいに決まってる。


いや、おっしゃるとおりです。あせる



この故オグ・マンディーノ氏は、世界中で最も多くの読者を持つ人生哲学書作家と呼ばれているらしく、この方の著書はほとんど小説らしく、2つのアファメーション以外にもたくさん貴重なメッセージがありました。


いつもお世話になっているともしび文庫さん感謝で、「天使」という言葉が何だか気になって手に取った一冊。読み終わって、やはり世の中には偶然はなく、必要なタイミングで必要なものに出会わせてもらっているなぁと感じました。



アファメーションは良いツールだよと昔から著名人の方々はおっしゃっておられるんですよね。知ってるで終わらずに、少年のように身につけて行動に移さねばチューリップ!



本当にありがとうございます!