ANK免疫細胞療法セミナー | ひろぽんのブログ

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セミナーに行ってきました。

全体の感想としては、「これやらないと死んじゃうよ」と脅された感じでした。

詳しいことは、リンパ球バンク株式会社のホームページとかでみれると思いますが(←丸投げw)

標準治療では限界があり、耐性もできてしまうし、体内の免疫機能も落ちていく。効かなくなれば、また強い抗がん剤の投与を考え、さらに免疫機能が落ちる。

一番大切なのは免疫機能なのに…。という考え方でした。

がん細胞を死滅させるにはNK細胞以外はとりあえず、役に立たないと。培養のやり方など専門的な話もありましたが、一人一人、リンパ球の顔つきが違うので、専門家がみて、判断するとのこと(IL-2の量を決める)その、NK細胞の培養ができるのが、京都大学の二人の先生が、世界で初めて成功したということ。

治療するにあたり、面談→リンパ球採取→培養→点滴までの流れはここでは詳しく書ききれませんが(←また、丸投げw),NK細胞を体内に戻したとき、一次効果として、がん細胞を直接殺す(がん細胞と認識して、死滅させるのはNK細胞だけらしい。ついでに言うと、他の免疫細胞療法は何が効いたか分からず、NKだったらいいなぁという状態らしい)、第二次効果として、がん細胞がもともとあるNK細胞へ間違った信号をおくり眠らせてしまっているので、そのNK細胞を起こす働き、第三次効果として、CTLを刺激する働きがあると説明がありました。

3時間、ほぼぶっ続けで疲れましたが、分かりやすかったです。
でも、怖かったのは、他の免疫細胞療法を否定していたこと。大抵、他のやり方を否定するのは、あんまり信用できない人間なのでw

「がん細胞を直接殺すのはNK細胞だけ、それができるのはANK細胞療法だけ、血液の癌に有効なのもANK細胞療法だけ」
これがほんとかどうか、他のセミナーも聞いてみないといけないかなとは思いました。


住んでる近くに、リンパ球を採取できる施設がたくさんあるので、やろうと思えばできますが、もちろん費用は半端ないです。しかも、培養が始まれば、もし効果がなくても、点滴できずに死んでも、お金は帰ってきません。

最後に、すでに標準治療が始まっている私に適応となるのか聞きましたが、やはりリンパ球が傷つく前に採取しておかなければならなかったと言われました。効果的なのは、標準治療後にリンパ球が正常に戻ったであろう時期に採取して、再再発しないように地固めとしてやるのがいいと言われました。

あと、納得~と思ったのは、「がんに対して、早期発見、早期治療も大事だけど、再発、転移を治療できる技術が普及してないのが問題」ということです。そうだよね~、がん検診とか無料にしても行かない人のほうが多いんだから、自由診療でしかできない免疫細胞療法を保険適用とかにして欲しい。

にしても疲れた~。
集中しすぎた。
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