ウェス・アンダーソンの『犬ヶ島』展(Wes Anderson’s Isle of Dogs) | テムズ河の潮汐を眺めつつ

ウェス・アンダーソンの『犬ヶ島』展(Wes Anderson’s Isle of Dogs)


 

職場の同僚がウェス・アンダーソンの新作映画のセット展が面白かったと教えてくれた。ストップモーションのアニメの独特の雰囲気が好きなので是非実物のセットを見てみたい!グッド・フライデーに出かけた帰り道に家族を引き連れて行ってみると、なんと会場のある街区を半周する行列があった!祝日、入場無料、子連れ向けでもあるからな。

 

雨の中、長蛇の列に並ぶ気力はなくて諦めた。同僚が行った時はガラガラだったそうなのに。帰宅してから調べたらその後大人気になり混雑したので会期が延長になったそうな。それで1週間後の今日にまた行ってみた。引き続きイースター・ホリデー中だが平日の開場直後を狙って行ったら15分も待たずに入場できた。やった〜。

 

 

架空の日本が舞台になっている。1番最初にあった街の全景はこんな感じ。1つだけ赤い建物のデザインは原爆ドームっぽい。アーチ型の橋の周りには満開の桜。こんな高層ビルみたいなデザインのフロアランプがあったら欲しいな。

 

 

これが裏側。映画では映らない角度から見られて面白い。後ろから見ると配線付きの箱が並んでる。

 

 

『犬ヶ島』は東ロンドンにあるスタジオで制作された。スタッフの中にはきっと日本語ができるスタッフがいたはず。セットの中に出てくる日本語の表記が正しいから。

 

 

メガ崎市のメガの部分はカタカナを上下にしてあり漢字風になっている。

 

 

太鼓を叩く子ども達の足元の畳、ちゃんとい草風に見える。近づくと・・・

 

 

木の板に細かい溝が彫ってあるだけ。

 

 

この小林市長は分かりやすく悪そうな顔だな。

 

 

これは元コインランドリー?

 

 

幸せな気分の人が集まる賑やかな場所が廃墟になるとより侘びしさが際立つ。妙な迫力がある。

 

 

 

これはいかにも日本の国旗風。

 

 

これは居酒屋と科学の研究室が混ざっているみたい。

 

 

 

 

原子力発電所か何かのコントロール室かな。人物が科学者っぽい白衣を着ているのは分かるけど足元がサンダルなのはなぜかな。

 

 

 

テレビ出演中のメガ崎市市長?

 

 

このお風呂に入っている男性もメガ崎市市長かな。背中に猫の刺青が入っている。

 

 

稲荷神社風。でも狐の代わりに猫がいる。

 

 

 

これはセットじゃなくて会場の中にあったラーメン店。とんかつとかワンタンとかメニューがかかっているのは飾り。

 

 

ラーメンを食べる場所。