Happy Birthday To You, Mr. Kyosuke Himuro


今日は氷室京介の48歳の誕生日です。

48,・・・あと2つで50。

今年のツアー映像を観ながら書いていますが、年齢を全く感じさせない

パフォーマンスに改めて「うまいな~」と思い知らされています。


氷室京介と言うと一般的には女性のファンが多いような印象がありますが、

男性ファンだって多いはずです。

この場を借りて男性ファンから見た彼の魅力を少し。


・歌唱力

 ライブでも決して乱れることの無い音程。ハイトーンでごり押しするタイプでは無いが

 中低音域でしっかりしたメロディを抜群のリズム感で歌いきる。

 カラオケで歌ってみるとよくわかるが、節の取り方が本当に独特。

 普通にのっぺり歌うとあの味が出ない。


・作品

 自分のボーカルスタイルを生かす曲作りは他の追随を許さない。

 楽曲の音づくりの良さは秀逸。ハイレベルな音は日本人の製作するロック・ミュージックでは

 出色のものであろう。


・ルックス

 女性ファンから見てのかっこよさと男性から見たそれは違うかもしれません。

 しかし男から見てもカッコいいものはカッコいいのです。

 ボウイ時代は明らかに意識的にカッコつけていましたが、けっして媚びているような

 カッコつけ方ではなく、自分が一番カッコいいと信じてオーディエンスを攻めまくっている。

 その前のめりの姿勢が男どもをもひきつけてやまない。

 50に手の届く今でも20代のスタイルを維持しているのは奇跡的だ。

 その徹底的な節制振りが伺える。


・生き様

 全盛期にすべてをぶち壊し、新たな地平線に旅立つ。

 常に攻めの姿勢を崩さないその生き様に、男として学ぶべきところは大きい。

 既存のシステムに飲み込まれず自分のポジションを自分で獲得しているところに

 したたかさとたくましさを感じる。


 氷室京介にはさまざまな影響を受け続けている。

 そして何を隠そう上で歌っている息子も、彼の名前を少しいただいてもじってつけている。

 息子は母親のおなかの中にいる時に氷室のライブに2度参加している。

 おかげで歌が大好きな子供に育っている。リズム感も良い。

 願わくば氷室のように自分を曲げずにしたたかに生きていってもらいたいものだ。

 そして、私と同じく氷室京介というアーティストを好きになってもらいたいものだ。

 いつか、息子と二人で氷室のライブに足を運ぶのが夢だ。

 実現できるまで、何とか現役を続けていってほしい。

 最低あと12年、還暦までは。