天の声(339) 日本国の再生(312) 光(305) 故郷(82) 現役寿命(72)
閃き!!!
『震災復興 啓示二百九十六(平成28年熊本地震復興第十三)』(2017年第一信)として、 日本国民の皆様にお伝えします。
直木賞(第156回)・本屋大賞受賞「蜂蜜と遠雷」(恩田陸著)を読み、 人生について考えた事を伝えたい。
1)才能
タイプの違う天才が登場する。 天才は10代前半、 或いは10代後半で頭角を現す。 ピアノ演奏の場合は、 耳の良さ(絶対音感の有無)がキーポイントとなる。
最近の話題で言えば、 14歳2か月という最年少記録でプロ棋士になった藤井聡太四段の存在がある。 人間の頭脳の不思議、 「蜂蜜と遠雷」も音楽を文章で表現するという新手法、 読み手の頭の中にクラッシク音楽の響きを感じさせる力がある。
天才・風間塵(16歳): 第一次審査 バッハ モーツアルト バラキレフ 第二次審査 ドビュツシー バルトーク リスト ショパン 第三次審査 サティ メンデルスゾーン ブラームス ショパン サン=サーンス 本選 バルトーク(ピアノ協奏曲 第三番)
天才・栄伝亜夜(13歳のとき天才少女と言われる、現在20歳): 第一次審査 バッハ ベートーヴェン リスト 第二次審査 ラフマニノフ リスト ラヴェル メンデルスゾーン 第三次審査 ショパン シュ-マン ブラームス ドビュツシー 本選 プロコフィエフ(ピアノ協奏曲 第二番)
最終的な順位は、 一位は、 マサル・カルロス・レヴィ・アナトール(本選 プロコフイエフ[ピアノ協奏曲 第三番])、 二位は、 天才・栄伝亜夜、 三位は、 天才・風間塵となったが、 読者・私にとっては、 順位の結果よりも、 各コンテスタント(ピアノコンクール参加者)の個性に関心があった。 そして、 自らの生い立ちにまで遡っていった。
この本を手にしたとき、 読む環境は「自然の中」が一番良いと思った。 自然の中には、 クラッシック音楽の曲に符合するサウンドが流れている。 鳥の囀り、 谷川の潺音、 風の音、 草花の香りと、 心の機微に働きかけるもの満載である。
天才と言うと、 特別な人に特定されるように思えるが、 この世に生まれた生命には平等に宿るような気がする。 幼児期の環境が個々人の才能を育み、 十代で表に出て来る。
また、 遠い先祖とも深く繋がっている。 地域の城主となり、 春日神社、 松島恵比寿神社、 本願寺を建立し、 国に作りと深く関わり合っている。 この血筋は人生の原動力となっている。
今年は特に草木の花や緑の美しさが身に沁み込んで来る。 故郷の家屋・自然を守っていくという決意が感性に磨きをかけているのかも知れない。
2)夏目漱石
夏目漱石の存在は大きい。 文豪と言うだけではなく、 松山出身の正岡子規、 宇和島出身の松根東洋城(漱石の元生徒、 宮内庁勤務)との交流、 英国での英文学研究等、 相通じ学ぶところが多い。 49歳と10か月で人生の幕が下りたが(大正5年12月9日に逝去)、 天才の輝きは永遠に続く。
3)蘭鋳(金魚)を養う老人
早朝、 太極拳・気功をやるために通る散歩道の傍に住む老人に声をかけたことから、 彼が「蘭鋳(金魚)」を遺伝子レベルで養っているという事がわかった。 まず、 餌の卵から孵化させ(その孵化された餌のサイズはミクロン単位(0.01mm = 5μ)、 その餌を全長10mm程度の蘭鋳(金魚)の幼魚が食する。 数千匹の幼魚からまともな成魚に成長するのは数匹と言う。 また、 その成長した成魚を好みのデザイン(ライオンヘッド)にするには特殊な水質・温度が必要となってくる。 気の遠くなるような精密な管理が必要であり、 本業は他にあるため、 趣味の域を超えた養魚技術が必要となってくる。 この養魚能力は正に「天才」である。
今回は以上です。 ご静聴誠に有り難うございました。
○本日のメッセージ
若い日に 意識を戻し 活性化
日々の感謝 発展の道
少し変えてみることへの挑戦をしましょう。 今日の少しの改善・改良の積み重ねが、時間の経過とともに大きな価値を持ちます。 変化を受け入れてください。 外見の変化も、内なる心に影響を与えます。 少し若い時の自分に意識を戻し、細胞を活性化させましょう。 心に善意を起こし、少しでも良いことを始めてみましょう。 あなたの心の感謝の世界が大きく広がります。 大切なもの、大切な人の有り難さに目覚め、変化を楽しみましょう。 今日の新鮮なる心に、向上発展への道が広がります。
Thackery