『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』 (1980)アーヴィン・カーシュナー監督 | FLICKS FREAK

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いやぁ、映画って本当にいいもんですね~



ジョージ・ルーカスがストーリー原案とプロデュースに回った作品。デジタル処理後の映像(DVD版)を鑑賞。画質のよさ以上に、音響効果の違いを感じた。

この作品の目玉はヨーダの登場と、ダース・ベイダ―がルーク・スカイウォーカーとレイア姫の父親であることが明かされること。ストーリーにそうした大仕掛けがありながら、作品としては小粒な印象。特に中盤の抑揚のなさが少々辛い。

ヨーダの登場の仕方は「ん?」と思わざるを得ない。ジェダイ・マスターともあろうヨーダが、ルークを試すために演技をする必要があるのだろうか。グレムリンのようなヨーダは頂けなかった。

よかったのはオープニングからの惑星ホスの雪原シーン。雪原の怪物ワンパに襲われる設定は、ルーク役のマーク・ハミルが撮影前に自動車事故を起こし、顔を怪我してしまったためだが、怪我の功名だったかもしれない。

ハリソン・フォードの演技力のなさはひどいもんだが(特にレイア姫に対していい男ぶるいくつかのシーン)、彼以外のハン・ソロはもはや考えにくいので、目をつぶらざるを得ないところか。

エンディングは、「To be continued.....」というクレジットが流れてもいいくらいに中途半端なのだが、そもそもシリーズの途中の作品なのだから、それも仕方ない。

久々に観直して、以前観た感動は(エピソード4ではあったが)なかったのが少々残念。

★★★★★★ (6/10)


『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』予告編