サイト版『東村山市民新聞』「謀殺関係トピックス」の検証3-2 | 断片的な日々 

サイト版『東村山市民新聞』「謀殺関係トピックス」の検証3-2

東村山市議の矢野穂積氏・朝木直子氏による会派「草の根市民クラブ」が、実質運営するインターネットサイト『東村山市民新聞』トップページに掲載の「謀殺関係トピックス」のうち、3項目目の文章についての検証を続けたい。一応、3月1日現在、同サイトのトップページに掲載されている文章を、下記に再度引用する。


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★ あの「ライター」とは? さらに動揺広がる「創価擁護」派。 
あの創価擁護記事ライターは、元副署長と一緒に、自分が当事者でもないのに、矢野・朝木議員関係裁判の殆どの法廷に揃って姿を現します。そして、繰り返し、矢野・朝木議員を提訴しましたが、結果は「訴訟結果」の頁のとおりで殆どが敗訴、しかもいまや、このライターは創価本部との関係がはっきりしてきました。創価本部と関係のある者の主張など、全く信用はできませんし、これまで、このライターは「事実を曲げて創価学会に 有利な記事を書いたか、具体的に指摘してみよ」などと叫んで、自分があたかも「公正・中立」であるかのようにいっていました。裁判関係の費用を全部もってもらうほどの創価学会のおかかえライターであることがはっきりしてきた現在、まさか、このような台詞を言い続けるほど身のほど知らずじゃないでしょうね。創価でなくとも、目的と理由がなけりゃ金を払わないことは、中学生にもわかる話です。
 しかも、「参考資料」としてであろうがなかろうが、このライターの主張をもとに、朝木明代議員謀殺事件について、あれこれと、根拠のない「三文推理小説」のような記述を繰り返している悪質なネット族がいますが、「おはら汁」の「荒井禎雄」なる人物と同様に責任はとってもらうことになります。家族や同僚を謀殺された当事者は、命がけであることをお忘れなく。


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上記では「このライター」としてある特定の人物を示し、「裁判関係の費用を全部もってもらうほどの創価学会のおかかえライターであることがはっきりしてきた」と述べている。


この件について証明する証拠や、事実であると確認できる証拠について、何一つ、そしてどの媒体にも提示されていない。また、この「~はっきりした」という事実を確認できる何らかの材料についても、まったく確認されていない。


しかし、だからといって、「このライター」が創価学会とまったく無関係である、という確実な証拠も確認されていない。


そこで、上記引用の、「裁判関係の費用を全部もってもらう」という記述が、かりに事実であると仮定しよう。だが、それをもって「このライター」が「創価学会のおかかえ」である、という具体的な確証とするには疑問が残る。


たしかに、金品の授受あるいは提供、もしくはそれに類する事実関係は、しばしばある特定の二者の間に存在する何かしらの関係を疑いうる材料のひとつに考えることは不自然ではない。しかし、それはあくまで可能性の域を超えるものではない。したがって、上記引用の「裁判関係の費用を全部もってもらう」という記述が事実であったとしても、出発点ではあっても結論ではない。それこそ、その事実をスタートとして「徹底した取材と調査」によって、より確実な証拠や具体的な確証を捜し求め、事実確認を行って、初めて結論に近づくことになることは言うまでもない。


つまり、上記引用で「はっきりしてきた」と述べられているが、実際には事実確認の単に出発点に立っているだけで、はっきりどころか確認作業すらなされていないことは明らかである。


さらに、「目的と理由がなけりゃ金を払わないこと」と指摘されているが、その「目的と理由」を明らかにする作業が、上記引用はもちろん、同サイトのなかで行われた事実は、まったく確認されていない。これは大きな疑問である。

 

この項目については、さらに大きな疑問が発生したため、さらに検証を続けたい。


なお、本エントリーを執筆中の3月1日17時58分現在、同サイトでは日付が3月2日に変更され、さらに「謀殺関係トピックス」には以下の2項目が追加された。


★「創価御用ライター」という意味がわかっているのでしょうか?
★証人採用に反対し続けるライター(2009(平成21)年2月13日付宇留島準備書面」から)

 

余談ではあるが、「★証人採用に反対し続けるライター」では、「瀬戸弘幸氏のブログ」という記述が認められる。


(つづく)