こうも似た話がたくさん出てくると、ちょっと違った感想も持ち始めてしまいます。
 >関連記事 (「恐怖の家」事件初公判、フリッツル被告は顔隠して出廷)
 >関連記事 (「イタリアのフリッツル」、25年間娘を暴行した男を逮捕)

彼らは実際、特殊なわけではないのかもしれません。もちろん絶対に許されないことではありますが、そういう欲求は人間皆持っているものなのかも。もしくは、その・・・精神疾患とか、脳の異常とか・・・そういうちゃんとした病気なのかも。

こういう人たちを異次元の生き物のように扱うのではなく、このようなことをしたいというどうしようも無い欲求に駆られとても自分を抑えられそうにないと感じた人間が飛び込めるような病院・施設をつくったりした方が、最終的にこの手の犯罪は無くなっていくのかもしれません。

「イタリアのフリッツル」のときはこういう事件ってこんなに公にして被害者は大丈夫なのかなーなんて思ったりしたんですが・・・。

今回のケースは娘さんが通報しているんですよね・・・。ものすごい勇気のある方ですね。
類似事件が存在すると言う、同じ苦しみを覚えている人間が世界に彼女一人ではないという事実は、やはり彼女の背中を押したのでしょうか。そう考えるとこうした事件が大きく報道されるのは、良いことだと思えてきてしまいます。難しい。
実際どっちが良いのかなんて、当事者くらいしか判断のしようが無いのかもしれませんが・・・。