東京富士大ソフ卜部元監督セクハラ賠償命令に 使用者責任を問う! | 東京富士大学教職員組合ブログ

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8 月28 日付朝日新聞DIGITAL ニュースに、「東京富士大ソフ卜部元監督セクハラ賠償命令元部員にセクハラ」
という極めてショッキングな見出しの報道がありました。判決では大学側の使用者責任を求めていることから、今後の
検証を強く要求していきます。すでにご存知の方もいらっしゃいますが、記事の一部を紹介します。

 

東京富士大字(東京都新宿区)の女子ソフ卜ボール部元部員の20 代女性が元監督の70 代男性からセク八ラを受けたとし
て、元監督と大字側に損害賠償を求めた訴訟の判決が28 日、東京地裁であった。野村武範裁判長は「絶対的立場にある監督
からセク八ラを受けた」と認め、大学と元監督に賠償を命じた。

引用記事:新屋絵理.「東京富士大ソフ卜部元監督に賠償命令元部員にセク八ラ」(朝日新聞DIGITAL.2020.8.28

 

 

野村武範裁判長は、女性が当時監督を信頼しており虚偽の報告をする動機がないことなどから、女性の供述の信頼性を認
め、「性的自己決定権を侵害するもの」と判断した。また、監督は部活強化のために招へいされており、大学のイメージアップや
学生を集める上で重要な役割を果たした事業の一部に位置付けられていること、部活の指導の過程において監督と部員という
関係性を利用してセクハラが行われたことなどから、大学側の使用者責任を認めた。
(原告代理人の)宮本弁護士は「当初監督が学長からのヒアリングに対して、セクハラ行為を認めており、第三者委員会もセク
ハラに該当していると判断していた。これが今回の提訴でのセクハラ認定における重要な柱となった」と話した。

引用記事:弁護士ドットコム.「女ソフト部監督にセクハラで賠償命令、部員に「女性として見ている」と発言 東京富士大」(Yahooニュース.2020.8.28)

 

なんと!第三者委員会の調査では元監督のセクハラ行為を認めていたのです。判決では、元監督だけで
なく、大学にも使用者責任があるとしています。
大学の莫大な経費を使い、第三者委員会の調査や裁判をして、
大学の信頼と名誉を失墜させたのです。組合は大学のガバナンスとコンプライアンスの検証を強く求めます。

 

今後の予定
(労働委員会)
日時:9 月15 日(火)
時間:午前10:00~

 

(団体交渉)

日時:9 月29 日(火)

時間:午後17:00~

 

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