ソミュール液とは | TFA/スタッフブログ

ソミュール液とは

はい、どうもです!


横わけ副支配人です。


先日、スタッフの佐藤君が紹介してくれた「薫製が出来るまで」の中で出てきた「ソミュール液」なんですけ


ど、?が浮かんだ方がいっぱいいると思います。


なので、ここで解説をさせていただきたいと思います。



「ソミュール液」とは・・・


広辞苑風にいうと、「塩、三温糖、他にスパイスが溶け込んだ液体。主に薫製を作るときに使われる」


といったものです。


これがないと薫製はうまくできないんですよ。


下味を付ける為の漬けダレってとこですね。


おまけに塩分で素材の水分を抜いてくれる役目も致します



分量とか気になると思いますので、もう一度、T.F.A.ニジマス薫製について解説いたします。


先ず、お魚達を用意します。と同時にソミュール液も用意します。


魚達は、お客様で釣ったけど持ち帰らない方から預かり、それを使っております。


(一度釣られた魚でプールサイドに上がってしまったり、針を外す時に手で触れてしまった魚はいずれにせよ死んでしまうので、ただ死んでしまうのを待つより、ちょっとでもお魚達もお客さんもスタッフも含めて、喜んでもらえるよう始めました)


ソミュール液

水       1リットル

塩       200㏄

三温糖    75g

スパイス   少々 これはお好みで加えたり、加えなかったりしてください。

         例 (ローリエ、鷹の爪、こしょう、ナツメグ、カレー粉等々) 

         ※ちなみにこれから出来る薫製には「ローリエ、鷹の爪、カレー粉」を入れてみました。


作り方:沸騰したお湯に上記の物を入れて15分ほどぐつぐつして、目の細かいざるでこしてください。

     そして、それを常温で冷まして出来上がりです。



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出来上がり。


2.お魚達を捌きます。

   T.F.A.では頭もその時に落とします。(頭がついていても問題ないですよ)


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.あらかじめ作っておいたソミュール液に漬けこみます。

  袋(ジップロックなど頑丈で密封できるもの)にお魚達を入れ、ソミュール液を入れます。

  ソミュールの分量は、「お魚達」を「刺身」に例えて、「ソミュール液」を「醤油」に例えると、刺身を食べる時につ 

  ける醤油との比率より若干醤油を多めにって感じです。

こんな感じです↓


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待つこと1日


4.塩抜き。これ重要です。

  お魚達をソミュール液から取り出し、流水に浸して30分から2時間ほど塩抜きをいたします。

  そのままだと塩分が強すぎる為、水で洗い流すことによって、味を調整します。

  これは水に漬けて置けばおくほど塩分が抜け、薄味になっていくので、そこは勘で見計らって下さい・・・。


5.塩抜きしたお魚達を干します!

  陰干しで1日ぐらい。

こんな感じです↓


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6.いよいよ燻します!

 T.F.A.特製スペシャル燻製機で燻しちゃいます。

 サクラのウッドバーを使っております。(線香のような感じで燃えていきます)

 燻製機がデカい為、温度を上げる為、一緒に熱源として備長炭も燃やしております。

 温度は50~80℃をキープするようにして3時間くらいほったらかして燻し完了です!


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7.で最後は、一晩寝かして出来上がりです!



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なんか、簡単に書こうと思ったら、こんなになってしましました・・・

かなり解説が中途半端で申し訳ないですが、ご勘弁を・・・


しかし、最近はアウトドアショップとかに行くと、どこのお店にも薫製コーナーってのがあって、そろそろブームになるみたいなんですよ。

なので、流行先取りしたいと思っております!

そして、皆さんも流行先取りしてみませんか!?


あ、ちなみにこんなんも作ってみましたヽ(゚◇゚ )ノ


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旨いです。