★ポケットがま口バックの作り方。レシピ公開。 | がま口の作り方♪手縫いで作る初めてのがま口【手作り屋万莉】

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がま口作りが初めてでも大丈夫!がま口の口金と口金に合わせて作った型紙と分かりやすいレシピがセットになっているから綺麗ながま口が作れます。


★ポケットがま口バックの作り方。レシピ公開。

こんにちは、万莉です。

今回は2回に分けずにこの記事だけで完成まで掲載しますので、早速始めます。

作るのは、ポケットに持ち手が付いたマチが別の布になったがま口バックです。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

1、ボディ表布(芯付)2枚、ボディ内布2枚、マチ表布(芯付)2枚、マチ内布2枚、ポケット表布(芯付)2枚、ポケット内布2枚、底表布1枚(芯付) 底内布1枚、底板(ベルポーレン15mm)1枚、
白いベルポーレンが写っていますが口芯です。(使わなくても可)、写真にありませんが持ち手を2本用意します。



2、ポケットの表布と内布を中表にして、上部(赤線)を縫い合わせてから、表に返します。


3.2で作ったポケットをボディ表布に重ねて、出来上がり線の外側を縫います。(ポケットの付いた一枚のボディを作ります)同じものを2枚作ります。


4、底表布に3で作ったボディを中表に重ねて縫い合わせます。(2枚とも縫います。)


5、マチ表布を中表にボディに重ねて縫い合わせます。(終わったらもう片方も縫います。)


6、底の部分を縫い合わせます。(片面が終わったら、同じ要領でもう片方も縫い袋状にします。)


7、底板に両面テープを貼ります。


8、両面テープを張ったほうを下にして、ボディの底に密着させます。(布用ボンドで付く手もいいです。その場合はよく乾くまで待ちましょう。)


9、上記の作り方4~6を参照して、内布を袋状にしたら内布だけ外表に返します。表袋の外側から、内袋をがかぶせて重ねます。


10、両脇の部分の表布と内布を縫い合わせます。(写真の赤い部分V字)


11.開き口からひっくり返して、内布が外表の状態になるように内側に入れます。(写真の赤丸は10で縫った部分です。)


12、開き口をミシンでふさぎます。金具に隠れる部分でふさいでください。(写真は、持ち手が被っていますが縫うときは持ち手をどかして、ボディの開き口のみふさぎます。)


13、ポケット上部に持ち手をつけます。


14、口金の溝にボンドを満遍なく塗ります。


15、ボディを目打ちや差込工具を使って入れていきます。


16.口金とボディの間に紙ひもを入れていきます。


17、口金の四すみをペンチで潰してカシメます。(普通のペンチを使うときは、あて布をしてください。)手首を内側に倒すようにして潰すと力は殆ど必要なく内側の金属だけつぶれます。


18、ペンチで潰したところ。内側だけつぶれています。


18、口を開けたまま、ボンドがしっかりと乾くまで待ちます。


19、ボンドが乾いたら、口を閉めて出来上がりです。


底板を入れると、重いものを入れても形が崩れません。


肩掛けにしたい人は60センチ持ち手、ハンドバックの場合は38~45cm持ち手を使います。


以上が作り方ですが、口金に入れる部分が分かりにくい場合はYoutubeで挿画を公開していますので、カシメの仕方、口金の入れ方、を参照してください。

11月上旬に21センチ金具に無料型紙をお付けして販売予定です。

24センチは口金ができてからになります。工場発注のため販売は年末か年明けになると思います。

お待たせして申し訳ありません。