ミニチュアアイアン家具 | ガレージの工房

ガレージの工房

レジンアクセサリーやパーツを製作しています                  
タティングレース始めました              

       ハンドメイドシャトルの製作販売を始めました

こんにちは

公私ともにバタバタしているうちに別の製作依頼の期日が迫ってしまい、そちらの製作に取り掛かっておりました。

 
以前の記事に登場したミニチュア作家さんからアイアン家具の製作依頼を受けておりまして、
6/17,18に東京都立産業貿易センター台東館 7階展示室で開催される
「第19回 東京ドールハウス・ミニチュアショウ」
に出展するにあたり、展示したいとのことです。
 
というわけで製作過程をアップします。
 
まずはイメージスケッチを描きます。
 
次に材料の寸法をデジタルマップメーターで計測します。
この計測器はタティングレースのモチーフスケッチから必要糸の推定にも使用できます。
線に沿ってコロコロするとmm単位で計測できます。
 
材料はホームセンターで入手可能な針金#16です。
 
これを熱間鍛造して平板にします。
使用するのはガラス工芸用のバーナーです。
 
次に唐草模様の先端を熱間曲げ加工します。
使用するのはワイヤーアート用の丸断面ペンチです。
この加工は冷間曲げでは困難です。
 
次にパーツをロウ付けしていきます。
細い炎の出せるバーナーを使用します。
今回は試作なので半田を使用しました。
立体に組み立てて、ロウ付け完了です。
 
塗装して座板を取り付けると完成です。
 
御覧のようにまだまだ販売できるような仕上がりではありません。
大きさ比較です。
 
改良の必要なところは
・時間をかけて左右対称に製作する。
・ロウ付けではなく溶接して全体を一体焼き入れして強度を上げる。
などですが、このほかに納期はありませんがミニチュアサイズのリベット接合(熱間)の確立なども計画していますし、ほかのミニチュア小物の製作依頼もいただいています。
 
ちなみに出展される作家さんはミニチュア家具作家の「はこ家 縁」さんです。
ブース番号はI-5-a入場して左側の壁のです。
展示していただくのですが、搬入出などお手伝いしますので、でかい白髪のおっさんがうろうろしていたらtetugetaかもしれません。
 
なお、18日の日曜日のお昼頃はアピューさんにお邪魔しようと考えています。
カリュンさんにお会いできるかな。