こんにちは
今回は座ぐりです。
Ver.3にはなかった構造で、
Wボビンシャトルの開発段階で必要となったもので
シングルボビンでも有効だと思い、採用しました。
画像のようにスポンジバネが入るところを座ぐりすることによって
下の板を厚くして強度をアップしました。
この加工に伴ってボタンの直径も少し大きくなりました。
10mm→12mm です。
下の板の厚みは1mm→2.5mmとなりました。
安定感が出たように思います。
ですが、加工がとっても難しいのです。
市販の切削刃物では上手くいかなかったので
自分で改造した刃物を使っています。
下から見た画像ですが、
ハンドメイドのため上下の板の厚みや間隔に
バラツキがあり、更に樹種や部位によって硬さが違ったり、
指先の感覚と音の変化で削る量を調整しますので
わずかに見込みを誤ると貫通させてしまいます。
失敗を重ねて技術を向上させております。
画像の上の五つが失敗です。
でも貴重な樹種もありますので
レジンで補修してB品として仕上げて
プレゼント企画をしようと思います。
もらってくださる方がおられたらですが・・・
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