【事務局より】太田さん、再び伊藤真一選手のもとへ

【事務局より】

太田さんは、本日、宮城県古川から岩沼市に再び入り、伊藤真一選手と会いました。

東部道路は、道の状態があまりよくなく、50km/hがやっととのこと、トラックが跳ねてしまうそうです。

昨日は、名取で津波の惨状を目の当たりにし、「心が痛んだ…」と太田さん。

海から数キロ以上離れている場所であっても、壊滅状態のところがあります。

さらに、大船渡から一関に抜ける途中に通りがかった陸前高田竹駒町では、海の手前に山があるにもかかわらず、山すそから上がってきた津波で被害にあっており、道路の脇から目前の町は壊滅状態です。ここはまだ遺体収容もままならず、がれきの下に大勢の遺体が眠っているそうです。

「あたりは真っ暗で、でもそこに大勢の霊を感じて泣きたくなった。正直、恐かった」
と太田さんは言っていました。

太田さんは伊藤選手に昨日の大船渡での活動報告をしました。それから今後の方向性も打ち合わせました。
おふたりとも経営者の側面があります。太田さんから、お互いにビジネスとボランティア活動は切り分けよう。伊藤選手のボランティアチームに対しては引き続き支援を行うつもりであることを伝えました。そしてあまり無理をしないでほしいとお願いしました。

伊藤さんは震災後、とても痩せました。

実は伊藤さんのお母様が昨日お亡くなりになりました。
何と言ってよいのか…
心よりご冥福をお祈りいたします

これから太田さんは仙台をまわり、帰路につきます。

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