「自立」ってボクが言うと障害からの立ち直りとか気持ちの切り替えみたいに聞こえますが、一般的には誰に頼ることなく存在することですよね。
精神的、金銭的etcといろいろありますがここでは精神的に自立することにしぼります。
これは年齢には全く関係なくて、かえって年を重ねたほうがその人自身の生き方がはっきりしてくるみたいです。
なんだか死に際に言う言葉で一番多いのが「もっと自分らしく生きたかった」だそうで・・・
要するに何にも左右されずに生きてきたか、ということ。
これって自分の人生に責任が持てているかってことじゃないでしょうか?
まあ、面倒なことはいいとして、自立できない人の特徴をあげてみましょうか。
「感謝の気持ちがない」
これは何気ないことに感謝できるかってことです。
例えばボクなんかだと自分の脚で立って歩けることに感謝すべきかなって思ったりします。
「当たり前」は実は「当たり前」じゃないことに気づくことってむずかしいんですけどね。
「依存体質」
アルコールだったりギャンブルだったり、ともすれば仕事だったり。
要するに「一人でいること」に耐えられない人。
自分に向き合えず逃げ出してしまう、そんな人のこと。
「自分に自信がない」
そもそも自分というより周りが気になってしまう。
自分に意見を周りにおかまいなしに押し通す人も実は自分に自信がないために高圧的な態度と攻撃をしてしまうみたいです。
ざっくりあげてみましたが、ではどうしたらいいんでしょうか?
まずは「自分の人生に責任を持つ」ことでしょうか。
子供の時に親に言われたことをやってきたことを、大人になったら自分の基準、価値観をもって選択していくことが大切かなと思います。
自分の人生は自分のものです。
アドバイスは受け取った上でどう判断するかは貴方次第。
そうすると必然的に自分に向き合うことになります。
ポジティブな感情ばかりじゃなくネガティブな感情も出てきます。
大切なのはそのマイナス感情に対し向き合って自分に問いかけること。
マイナス感情は「相手が自分の思う通りにならない、思う通りにしたい」という気持ちから発生することが多いようです。
その欲望に気づくことで、間違いがあれば改善していこうとすることで自分をコントロールできるようになるのでは・・・
そんな自分を受け入れることは意外に辛かったりします。
自分の悪いところを認めるわけですからね。でも大切。
ただし自分を卑下することのないように。
「自分はダメだ・・・」と思ってしまってはいけないんです。
理想が高ければ高いほど深刻になりがち。
「自分は自分のままでいい」と認めてあげましょう。
難しいですけどね。下げろ、上げろと。
自分に対峙することは時として傷つくことあるかもしれませんが、それを乗り越える勇気を忘れずに生きていきたいものです。
偉そうに書いてきましたが、全てボクに向かってのことでもあります。
こうやって考えると、改まって障害があるないに関わらず自立は大切なことだし時々は考えてみるもんだなって思います。