行ってまいりました。 横山博ピアノリサイタル


前回は仕事のため、伺えなかったので半年ぶりのひぃくんのモーツァルト。 それはそれは美しかったなぁ。 モーツァルト後期は、中期までの面白~ いたずらっ子~~な感じが薄れて 「」に焦点が置かれている感じですね。 そういう意味では、第一回、二回の方が、内容的には(バランス的にもw)充実していたのですが、何せ太刀打ち不可能な美しさでした。


今日のひぃくんは(本人は否定してたけど)僕にはノッてたように見えて、空気の作り方 半端なかったです。 10歳くらいの男の子が、この瞬間にくしゃみするのはマズイ!!って感じで、思い切り空気読んでたのが印象的 笑。

c-mollのソナタなんて終わった瞬間におば様が立ち上がって「素敵!!!!!」って叫んでました。 わかります。 本当に素敵だった。 彼は非常にレトリカルに、ピリオドな感覚も十分消化してモダンを演奏するんだけど、今日はそんな難しいこと抜きで、本当に素敵でした


クラヴィコードで演奏した、有名な どーみそーしーどれどー のソナタと、グラスハーモニカのためのアダージョは、格別でしたしね。音楽というよりは、会場全体が親密な感じ。本当に良いコンサートだったよ。


解説は3回通して書かせていただきましたが、非常に難しい作業でした。 モーツァルトの書簡集は何回読み返したろうか。ソナタの楽譜もたくさん読んだし、音源も聞いて、弾いてみて。 まったく、何かを説明するのは難しいです。 またやりたいけど、今度はベートーヴェン全曲!とか言われたら、断ると思います。笑



というわけでリハ中に焦りながら何かを書き込む博



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演奏直後の博 



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ピアノを弾いてる姿は撮れなかったんで、僕がスケッチした博



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終演後、「横山博ピアノリサイタル」っぽい顔してんかー と頼んだら、こんな顔やった。

頼む方も頼む方だけど、応える方も応える方

そして、答えが出ないこの一枚。



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お疲れさんでした!