女性を一人敵にまわすと、たいへんなことになる。
女性社会は、全国、世界レベルで、うらでつながっており、
現代では、男性の個人情報は回覧され、全国どこにいっても変態は変態扱いとなる。
しかしながら、理屈よりも感情で生きるのが女性である。
そのため、単に物凄く嫌いという男性がいれば、通謀虚偽もあり、
その点は、男性社会は考慮にいれて、真に受けないことが大事である。
ただ、全国、世界レベルでの組織でもある女性社会の意向をないがしろにすることもできず、
産業界や公務員も、匙加減の部分では、あらかた女性の感情に従う。
さて、今回のブログの本題に入ろう。
ストーカーを規制する法律がある。
これは、異性などに対して、相手の嫌がることを継続的行うことを予防し禁止、対策を施す法律。
この法律により、男女とも気分を害する人間関係を排除することができるようになった。
快適な世界をあくまでも追及することは、悪いことではない。
繁栄を追求すれば、その過程で誰かが涙をのむことや、損害をこうむること常なので
経済一辺倒ではない、現代日本では、より受け入れられた民事に処罰をともなう法律となっている。
今回紹介したいのは、この法律の施行以降、一部の男性、今様では弱者男性といわれる彼らが、
どのような苦境におちいっていたり、おちいる予定なのかを紹介して、法律関連職や公務員に
考慮をねがう記事である。
現代社会は統率力が無い人間は管理職、使用者側にはなれない。そのため、そういった人たちは、
世の中がどうやって流れているかという視線を自ら持つ機会がない。
つまり、それだけでも弱者男性のできあがりで、未婚であり、使用人経験も無いとなると、
どこの企業にいっても、中年以降の弱者男性は、確実に誰かの意図がはたらけば、お払い箱になる。
事例を示す。ここでは弱者男性を、仮称として、天男と呼ぶ。
天男は転職し徐々に職場に慣れていった。ある日、かれは職場の同僚たちから、
四十過ぎても独身では寂しいだろうし、仕事も頑張っているから、
気に入った誰かが職場にいるなら交際の申し入れをしてみたらどうだろうとススメられた。
みずからの存在に価値を認めてもらったことをうれしく思い、天男は職場の若い女性に対して
交際の申し入れをした。それは地獄の始まりであった。
日本には男女ともに身の程をしらず、高い理想を求めて交際を申し入れてしまう者が一定数いる。
だが、それは申し入れをした相手がキッパリと断れば終わる話である。
今の日本の女性を力を獲て、その力を発揮することをいとわないからなのか、
身の程しらずの男性に対して、断りをいれて終わらせることを良しとしないことが多い。
罰を降すことを好み、そして活動を始める。
告白というのは、かつては、通常なら相手が嫌であれ了解であれ、した方もされた方も、
気分のよくなる行為であった。
しかし、今様、弱者男性全般には、告白は、地獄の始まりである。
で、天男は、このあと、どのような罰を降されることになるのであろうか。
天男は統率力の無い男である。現場仕事は知略と武力だけが求められるので、必死に頑張っている。
だが統率力のない男は、現代日本ではうだつが上がらない。
そのような弱者男性が仕事を頑張るのを邪魔と考える日本の男性や女性は、比較的増えている。
特に統率力が高く、その他の能力が人並みならば、なおさら邪魔と考えるだろう。
そのため、告白された女性は罰を降すにあたり、社内でも統率力を発揮する方たちをとりこむ。
そして、嫌がっているのに無理に交際を申し入れられたことを警察に相談しに行き、伏線をはる。
天男は告白の返事を待つが返事はなく、社内で次第にストレスを感じる羽目になる。
ある日、天男は女性から呼び出しを受けた。告白の返事だと思い、対面すると、
申し入れを取消してくれと懇願される。
天男は、自分の正直な気持ちだったので取消はできないが、そちらが嫌だというのならと
撤回の意向を示す。
女性は、取消をせずに、天男が交際の申し入れの事実を認め、嫌がっているという事実も
了知していたということを主張した。
天男は、そのことは、忘れ仕事に打ち込もうと、その後も努力した。
しかし、女性は管理部門に在籍していたため、報告連絡や依頼がどうしても必要な相手だった。
天男は淡々と報告連絡依頼をした。すると、不思議なことに、社内では声掛け事案にされ、
しつこく言い寄っていることにされた。
警察と職場は女性からの聴き取りを行っていたが、天男からなにか聴き取り調査をすることはなく、
社会と女性との共感は強まる一方で、天男はストレスから離職を頻繁に考えるようになった。
天男は仕事を辞めた。
ここで、バッドエンドと救済エンドの二つがある。
バッドエンドは、天男が一連の流れに気づき、女性に復讐を考えたときは、警察はけっして
助けず、御用になり、二度と誰かに交際の申し入れなどは死ぬまでするなと、強めの指導をする。
そのバッドエンドは、後世の日本人に禍根をのこすものである。
救済エンドは、あえて示さないでおこう。
それは、各人がたゆまぬ努力により、民主主義を発展させる自由意思によるものであるべきだから。
私は、ここで最後に主張したいのは、弱者男性とは、ストーカーの加害ができるような
強者ではない。
それがストーカー事件の加害者としてバッドエンドで終わるという流れを断ち切ることに
社会は協働してほしいと願う。