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「名球会へのカウントダウン!」
前田智徳 通算2000本安打まで、あと121安打
新井貴浩 通算2000本安打まで、あと1199安打
東出輝裕 通算2000本安打まで、あと1440安打
栗原健太 通算2000本安打まで、あと1711安打
黒田博樹 通算200勝まで、あと109勝
永川勝浩 通算250セーブまで、あと198セーブ
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本当に久しぶりすぎる更新になってしまいました。
最近は持病の喘息が久しぶりに続いて、その中でバイトと体を痛めつけていたわけで・・・。
ようやく落ち着いたので更新にいたりました。
喘息って言うのはなぜか季節の変わり目と、雨の日に発作が起こりやすいんです。
ということで毎年、秋雨前線がやってくると多少なりとも体調に影響してしまうのです…。
さて、私のブログの一番のテーマでありますカープですが。
夏場は先発陣に目処がたち、打線の奮起に期待ということで、本格的にAクラス入りが期待されていました。
しかし気がつけば、4位巨人に2ゲーム差の5位。
Aクラスまでは5.5ゲーム差と、残り試合が24試合と迫ってしまい、徐々に黄色信号がともってきたわけです…。
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WBCを優勝に導いた王監督のDVDがでましたよぉ!!!!
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■黒田博樹を考える■
今月始め、Aクラスを目指し久しぶりに強いカープをファンに見せ付けてくれているチームにま一つ明るいニュースが入った。
黒田博樹が2ヶ月連続となる月間MVPを達成した。
これはチームでは初の快挙であり、セ・リーグでは実に8人目の快挙を達成した。
今年は開幕から、打線が思うように機能せず相変わらず黒田の登板日には打線が点を取れない状況が続いた。
しかし、7月は4連勝と月間MVPを獲得。
8月に入っても黒田は衰えを見せずに防御率1・11の4勝0敗とまさに敵なしの快投を見せた。
黒田博樹上宮高校→専修大を経て1996年に逆指名で広島東洋カープに入団。
この年のドラフト1位には青山学院大から入団し新人王を獲得した沢崎がいる。
入団時、沢崎に一緒に頑張ろうと握手を求められ、それを拒否した話は有名だ。
その負けず嫌いの性格は父親に影響されたのかもしれない。
黒田の父はかつての南海ホークスに在籍した、黒田一博選手。
巨人を倒すことだけを生きがいとした選手で、上位チームに対する黒田の精神も父親譲りのようだ。
黒田は1年目から頭角を現した。
1997年4月25日が黒田の初登板だった。
対戦相手は黒田にとって一番の天敵、読売ジャイアンツ。
黒田は初登板にして、打倒巨人を実現してみせた。
その後黒田は6勝を重ね、同期沢崎には劣るものの新人としては素晴らしい活躍を見せた。
2000年には先発投手として完全に定着した。
その年は9勝をあげた。その後も12勝・10勝・13勝・7勝と立て続けに勝利の美酒に酔う。
そして2005年には15勝をあげ阪神下柳とともに初の最多勝を受賞。
他にもベストナイン・最優秀投手・ゴールデングラブ賞とタイトルを多く獲得した。
いつからか黒田は佐々岡からカープのエースの名前を奪い、今では黒田に続くものなどいない。
そして昨年はついに、カープのエースから球界のエースへと成長した。
黒田が12勝した年に巨人長嶋監督が、「球界一の右腕だ」と自チーム上原を差し置いて語ったことをよく覚えている。
黒田といえばミスター完投。そして、直球。
巨人松井が日本最後の年。あれは黒田のその年最後の巨人戦だったと記憶している。
黒田はメジャーに気持ちの揺れる松井に対して、来年も一緒にやろうじゃないかと、ピッチングで思いを語った。
その最後の打席、黒田は松井に対して全て直球を投じ、10球ほど粘られる中で三振を奪った快投をよく覚えている。
2006年のシーズン黒田は今までに無い働きを見せていた。
現在13勝6敗は最多勝を獲得した去年よりもハイペース。
そして驚くべきは防御率。ストライクゾーンが広がったことで、全体的な防御率が上がってはいるが、それでも今年の防御率1.86は素晴らしい。
しかし、8月31日の対巨人戦で黒田にハプニングが起こった。
右肩の負傷のようだ。
黒田は来年以降を考えてと登録を抹消されてしまった。
黒田は今年のFA市場で目玉の選手。
現在ではメジャー数球団・阪神・巨人が獲得に名乗りをあげている。
カープは今までFA残留を認めなかったが、黒田抜きでは考えられないチーム事情だけに、FA残留を認めざるを得ないようだ。
しかし、選手としては当然の権利だろう。
黒田は今や、球界のエース。
今年は間違いなく松坂も海を渡るだろう。
そうすれば、完投にこだわる旧来のエースが日本からいなくなってしまう。
黒田には是非カープに残留して欲しい。そして大竹ら若手を育て、広島にペナントを取り戻して欲しいものだ。
球団史の中でも間違いなく名投手。
球団は広島の宝を手放してはならない。
黒田よ、来年も共に戦おう。
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