なんとか後半戦開始までに全てのチームを書けそうです。
しかし、巨人はヤバイですね。
1・2番が日替わり。弱いチームの典型ですね。
清水・小坂で固定すればいいものを。小坂の打撃次第では木村でもいいと思う。
人が多すぎるのも問題ですね。
そうならば一貫した采配を見たいものです。
■前半戦を考える(オリックス編)■
さて、今年のキャンプから話題をさらったオリックス。
故・仰木彬元監督のためにも、プレイオフ出場が命題のはず。
しかしここまで33勝50敗1分と最下位楽天と僅か5ゲーム差に迫られている。
昨年4位のチームがなぜここまで低迷してしまったのか。
＜打撃＞
開幕時 昨日のゲーム
1番塩崎 1番塩崎
2番平野 2番坂口
3番谷 3番北川
4番中村 4番中村
5番清原 5番水口
6番北川 6番後藤
7番ガルシア 7番相川
8番阿部 8番迎
9番日高 9番鈴木
低迷するチームとはここまで理由が明確になってしまうものか。
先に書いた巨人同様、オリックスも怪我人続出が原因だろう。
能力の高い若手も多いだけにもったいない。
まずはＡ級戦犯だろう、清原・中村の新加入コンビ。
序盤こそ清原はホームランこそないものの打点を稼ぎ、打線の軸なりえていた。
しかし、度重なる怪我で前半戦は全く働けていない。
そして中村。
怪我こそ目立ってはいないものの、この成績はありえないだろう。
現在、打率.215 本塁打9 打点32
12球団最悪の4番だろう。昔のような器用さがなくなり、三振も48とチームのトップを争う。
中村も率を残してこそホームランが打てるバッターだけに、思い切ってホームランを捨てるバッティングに切り替えてみてはどうか。
そして次なる戦犯者は平野・谷・村松。
4・5番に合わせて2・3番まで消えてしまえば打線が機能しないのは当然だろう。
水口に5番を打たせるしかない打線ではチームの上昇はありえない。
この中で頑張っているのは北川・塩崎。
唯一開幕からスタメンを維持している。
北川も他球団ならば、下位を打ってしかるべきだろうが、このチーム状況にあってこの活躍は誉めるしかない。
しかしチーム状況がひどいなか若手が台頭してきたのは好材料だろう。
相川がようやくレギュラークラスの実力をつけてきた。
小柄ながらも意外にパンチ力があり、楽しみである。
また、期待の大きい坂口・迎にも目処が立ちそう？
とにもかくにも谷・平野・清原の復帰。
中村の復調が絶対的に必要だろう。
＜投手＞
平野佳寿 6勝6敗
デイビー 8勝5敗
川越 5勝5敗
吉井 6勝6敗
開幕からローテーションをしっかり守っているのはこの4人。
ルーキー平野は日ハム八木と素晴らしい新人王争いを展開。
しかしここ6試合では1勝3敗・防御率4.47と徐々にかげりが見え始めている。
川越はなかなか安定感がでず、開幕から苦しんでいる印象。
吉井もだんだんと調子が悪くなっている。
しかしデイビーはようやくパ・リーグの水に慣れてきたか好調をキープ。
今はデイビーを軸に平野・吉井がどこまで踏ん張れるかだろう。
他の先発陣はオバミュラーが使えないために本柳を起用しているがなかなかいいピッチングを展開している。
もう一人先発陣が揃えば平野らの負担も減り、チームも上昇できるのでは？
一方中継ぎ陣は、超ロングリーリーバー萩原をはじめ、菊地原が頑張りをみせるが、駒不足は否めない。
中継ぎ陣の調子が上がらないために、二人の負担が増えるどころか、先発を引っ張る場面も多く見られる。
平野らは完全にそのつけを受けている気がする。
あと左右2人づつ欲しいものだ。
抑えは大久保が復帰しただけに、ここは安心だろう。
＜総括＞
打撃・投手両方共にガタガタだ。
先発陣も駒不足。中継ぎは揃って防御率4点台。
打撃は故障者続出。若手に頼るしかない状況。
その中で結果を残せているのは相川のみ。
後藤・阿部の踏ん張りも見られない。
これでは勝てなくても当然だ。
何より一番心配なのは投手陣。
先発が毎試合7イニング以上投げている。
これからスタミナが試される夏になるが、先発陣の体力が心配だ。
デイビーは夏には強いが、これで平野・川越らが怪我をしてしまったら…。
吉井ももうベテラン。とてもシーズン終盤まで持つとは考えにくい。
オールスター休みの間に投手再建をして欲しい。
阿部健・光原・妹尾らに期待したいのだが…。
残念だが仰木彬元監督の無念には答えられそうもない…。
今年のオリックスは落ちるところまで落ちそうだ。
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