平成26年度行政書士試験で悔いの残る問題60 | 『てっし録(^▽^)』~書法で人生を豊かに生きよう!

『てっし録(^▽^)』~書法で人生を豊かに生きよう!

京都・滋賀で書法道場を主宰する師範のブログ

「予備校によって当問題の解答が2と4に分かれていますが、
個人としてどちらが正解とお考えでしょうか?」


平成26年度行政書士試験の問題60
(文章読解・並べ替え問題)について
Twitterでこのような質問をいただきました。


私は、てっきり正解は「4」と思い込んでしまい…
気にもしていませんでしたが…



質問された方のように
この1問により合否がわかれる…
という方もいらっしゃるので

書道家として
漢字の成り立ちには興味があるので

何よりも
自分の解答の正解が気になるので


アマゾンの「お急ぎ便」で出題の原典
「漢字の気持ち」(高橋正巳・伊藤ひとみ)を購入してみました。


さっそく出題箇所を探してみると
P17~P18にありました。


正解はというと…
ウの選択肢が最後にくる「2」のようです。


「響」「ごちそう」というキーワードが共通の
「本文・ア・イ・ウ」はグループ化できるから
仲間はずれの「エ」の文章は最後のはず…

などと解説しようと思って
正解を「4」にしたら
外れていました…。


「響」の字源を説明した
本文・ア・イがグループで

その語源から「一緒に食事をする」大切さを説いた
ウ・エがグループだから

正解は「2」ということでしょうか。
((本文→)イ→ア→エ→ウ)


「音」というキーワードが共通の
本文・ア・イをグループにして

「食」がキーワードの
アとエをグループにする…
という解き方もありでしょうか。


なぜ現場では
「エ」が「最後のはず」と思ってしまったか。


「響」の字源
<「郷」(=ごちそう」)+「音」(=会話)>から

誰かと一緒に食事をしながら
会話を弾ませる大切さを教えてくれる本問は

行政書士を目指す受験生に対する
熱いエールのように感じるからこそ


自己採点では合格点を40点以上越えていますが
悔しさは小さくありません。


この悔しさが「成長のタネ」になるよう
もうしばらく本問を検討してみようと思います。


*:..。o○☆゚・:,*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。


行政書士試験合格を通じて人生を豊かにしよう会


いつも
応援クリック、本当に
ありがとうございます(^‐^)

クリック
にほんブログ村